林業してたら、年に何回か山の中に入れないと、聞いたことあるのですが、ほんまなんですか？ なんか山の神様が関係しとるらしい…

Question

林業してたら、年に何回か山の中に入れないと、聞いたことあるのですが、ほんまなんですか？ なんか山の神様が関係しとるらしいですが

Answer 1

以前、ゼミ発表の関係で調べたことがあります。

兵庫県の南部の地域ですが、年に3日間「山の神」の日があり、その日は山へ入らず、木を切らないようにするとされていたようです。この日は、山の神様が木の数を数えるために山に降りてくるとされており、山へ入ると木と間違われて数えられ、山から帰って来られなくなるという言い伝えがありました。

同じような言い伝えが地域によって異なると思いますが、林業で山の中に入れない日がある可能性があります。

Answer 2

山民の山の神は禁忌に厳しいとされ、例えば祭の日（一般に12月12日、1月12日など12にまつわる日）は山の神が木の数を数えるとして、山に入ることが禁止されており、この日に山に入ると木の下敷きになって死んでしまうという。長野県南佐久郡では大晦日に山に入ることを忌まれており、これを破ると「ミソカヨー」または「ミソカヨーイ」という何者かの叫び声が聞こえ、何者か確かめようとして振り返ろうとしても首が回らないといい、山の神や鬼の仕業と伝えられています。
地域によって、山の神の日及び日数は異なります。