夜勤看護体制についての質問です。

Question

夜勤看護体制についての質問です。私は満床60床の療養病棟にて勤務している看護師なのですが夜勤だと看護師2名、30:1にて回しております。ですが夜間救急外来も行っており看護師1名が病棟から外来へ離れることになります。その間病棟は看護師1名の対応となります。ターミナルの方か多く、重症患者や、こまめな吸引が必須な方がおり病棟から看護師1名が離れるのは非常に危険だと感じており何度も病棟の責任者に訴えておりますが「臨機応変に対応して、他の病棟に応援を求めて、昔は一般病棟で夜間救急とってたのよ」の一点張りです。
他の病棟も急変が重なったときのことなど考えていません。
これって規則違反になるのですか？
本当に辛くて皆んなこまっております。
回答宜しくお願いします。

Answer 1

30:1...なんていう配置基準はないです。
療養病棟は20:1です。
1日に必要な人数は24時間で考えます。
たいてい日勤者を多くするので夜勤は1-2人が普通でしょう。
60床で20対1というのは8時間で患者20人に対し看護師1人という意味です。
つまり1日24時間では9人の看護師が勤務する必要があります。
月に9×31日＝279の配置数が必要なんですね。
そして1人あたり週40時間しか働きませんから、1ヶ月なら1人160時間の勤務です。1ヶ月に必要な延べ勤務時間数は279×8時間＝2232
1人が働いてくれるのは月に170時間程度、だから部署で13人は必要ですね。
ただしこれは常勤の看護師の場合であって、パートだと0.5人として数えます。
また夜勤ができない人や回数に制限がある人もいますし、急なお休みの人も出た場合でも基準を満たせるようしないといけないので、実際は1人2人余裕を持たせます。

夜勤の配置数に関しては、業務の内容や忙しさで増やすことは可能でしょう。
単純にいけば日勤から減らすということになりますから、それが可能かどうかですね。
他に早出遅出を作ったり看護助手の夜勤を1人増やすなど改善の余地はあると思います。
基準違反があれば保健所監査で指摘されますから、帳簿上の人数はクリアしているはずです。