回答（3件）
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大学教員、採用を司る人間です。 質問のルートは、専門職養成系の学部の場合は割と有ります。具体的には ・コメディカル（看護、検査技師など） ・保育系 ・教員養成系 こういった分野の場合、どうしても実務経験を持った大学教員が必要になることがあるからです。 大学を卒業して、実務をする中で「もう少し勉強したい」と考え、大学院に進学。その後、論文等が認められたり優れた実務能力が評価されたりして、大学に引っ張られる･･･なんてケースは上記の分野ですと、それほど珍しいことではありません。 ただし、実務家なんてのはそれほど掃いて捨てるほどいるわけですから、その中で大学に引っ張られるためには、優れた実践をすること＆それを論文等にまとめる能力を持つこと＆こまめに研究会等に顔を出し大学教員とつながりを持つこと、等々の努力と才能（と運）が当然必要で、そういう意味ではそれほど簡単な話では無いのも事実です。
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工学部の元教員です。就職がはさまるパスはほとんど無い と思います。 工学部ですから，各学科のバック（研究内容によって異なる） に業界があります。機械工学科ならメーカーとか・・・で， どうしても学部で実務のことを教えないといけないから， 民間企業で研究業績がたくさんある人を教員として採用する 場合もあります。そういう特殊なケースは除外したキャリア パスを書いておきます。ただ，個々の状況で違いますから， 現状でどういう人を公募で募集しているかは https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop をご覧ください。いまはほとんどの教員は公募することに なっていますから，このサイトにその条件が書いてあります。 さて，学部卒で就職して大学院，というパスを通る大学教員 はそんなにいません。いま，工学部などでは博士号を取得し ていないと教員公募に応募できませんから，学部卒で， すぐに修士に，そのあと博士課程に進学して博士号を取る のが標準です。博士論文の完成の半年以上前から，同じ学会 内の教員状況などを指導教員と相談して，どこに公募が ありそうかの調査をしながら，上記の公募サイトで研究分野 が適切な部署の助教の公募を探します。いいところがあれ ば，博士号取得見込みという資格で，応募します。全国， いや全世界から数名から20名くらいの応募がありますから， その中で業績が（つまり研究論文の質と数が）高い人が 一人選ばれることになります。ただ助教は，博士号を取得 した専攻に空いた教員枠があれば，公募ではなく縁故採用 にしている大学もたくさんあります。 さて，助教といっても准教授にあがれるわけではありません。 たいていは４年二期といった任期がつきますから，６年後 くらいまでには，次の准教授の公募を探してそこに応募して 採用してもらわないといけない。助教のときは主に研究を して論文を稼がないと採用が遅れます。同じ大学の准教授は まだ在職続けるような場合には，当然，他大学の准教授の 公募に応募しないといけません。 公募している大学の准教授に採用されたあとも任期が一般 的にはつきますから，任期以内に，最終的な教授の公募に 応募することになります。ま，40歳になるかならないか くらいの応募でしょうから，研究型大学工学部の教授人事 だと，年齢くらいの立派な論文，つまり40編くらいの論文 を持っている先生がいることは覚悟しないといけない。 その中の競争で，無事採用されれば教授になります。 だいたいは40歳は越えています。教授はテニュア職，つま り任期は無いので，犯罪でもしない限りクビにはなりま せん。これが標準的なキャリアパスになります。
大学院なら、尚更、有名な賞とか、研究を評価されないと なれませんよ？普通の大学の 教授より、倍率は、高いです。 まずは、研究の評価されないと無理ですね。
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