質問者さんは、司書資格の講義受講中で、その指定教科書が難しく、他の参考書の紹介を求む、との前提でよろしいでしょうか? 司書課程担当者には、耳の痛いご指摘です。 【難しさの原因】 (1)司書という、図書館業務の実務そのものを対象とする講義のため、未経験の方には、イメージしずらい。 (2)図書館の業務が、「図書館法」という法律の上に出来上がっているため、まず関連法規の説明→ 業務の必要性→ 業務各論 という講義の流れになります。法律解説からでは、チンプンカンプンですよね。 (3)講義開始から、1か月程とすると、ーーの意義と役割とその次あたりでしょうか。 【対策】 まず(3)の対策から。「意義と役割」は抽象的であるべき論が多いですが、次の各論になると、具体的で絵入りで、急にわかりやすくなります。そこまで、耐えましょう。 (2)の対策。図書館の関係法規は、図書館業務の必要性と根拠を説明するためのものです。まずは、図書館業務内容を理解しましょう。関係法規は、司書に採用され、図書館の現場に立った時、必要な理由がわかります。その時、もう一度教科書を読み直しましょう。受講中の今は、期末試験に出そうな分だけ暗記しましょう。 (1)の対策。未経験の対象を字面だけで理解するのは、どだい無理です。 学習の方法を、復習中心にするのは、いかがでしょう。復習の仕方も、図書館で具体的な作業を見ながら。もし、図書館ボランティアの募集があれば、参加しましょう。大学付属図書館で、蔵書整理のバイト募集があれば、参加しましょう。こちらは、お金になります。 体を動かして体験した後教科書を読むと、意外とすんなり頭に入ることも多いですよ。 【とりあえず、推薦図書】 講義の教科書は、講義の説明を聞きながら使用するのが原則です。それだけで読むようにはできていません。当方もシラバスに「講義前に通読すること」書きましたが、理解までは期待していませんでした。 教科書は、どれも似たようなもので、とりあえず、大学図書館のNDC 010当りの棚の本を手にして、相性のよいものを選ぶ、位しかアドバイスできないかな? とりあえず、当方のよく使う教科書:NHK放送大学のテキスト。理由、値段が相対的に安い、構成・説明がワンパターンで読みやすい。関連法規、関係データが割と豊富。テレビの放送大学で視聴できる。 最後に、面白くて笑える、レファレンス(相談業務)の参考書を紹介します: 福井県立図書館.100万回死んだねこ:覚え違いタイトル集.講談社,2021.10.
なるほど:3
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