現在准看護師として勤務して2年半になりますが、社会福祉士の仕事に興味を持ち始めました。准看護専門学校2年制卒業しています…

Question

現在准看護師として勤務して2年半になりますが、社会福祉士の仕事に興味を持ち始めました。准看護専門学校2年制卒業しています。最短ルートは実務経験2年間と1年以上の養成施設を卒業する必要があると聞きました。
実務経験というのは、無資格OK、未経験OKの生活相談員の求人に自分で応募し就職し、二年間勤務するということで間違いないでしょうか？また場所によるかとは思いますが、社会福祉士の仕事はキツいでしょうか。

Answer 1

高齢者分野の社会福祉士です。

質問者様の場合、最短ルートは福祉系大学編入です。専門学校の単位認定によって、2年次か3年次の編入。
そこで社会福祉士指定科目をすべて履修し卒業。国家試験を経て社会福祉士です。

実務経験ルートですが、無資格を相談援助職に就ける事業所はなく、ほぼ不可能と言えます。

地域包括支援センターでは実務経験対象になる職種ではありますが、社会福祉士、主任ケアマネ、保健師（緩和条件で看護師okの場合あり）で、准看護師は就けません。

福祉系大学は大変に思われるかもしれませんが、

・卒業すれば大卒になる

というメリットがあります。社会福祉士のほとんどが大卒であり、求人でも大卒を求めるのが一般的です。ですから回り道と思われるかも知れませんが、福祉系大学編入オススメします。通信制等もあり多様な学び方がありますよ。

Answer 2

実務経験は、無資格だと雇ってもらえないですよ。よって、実務経験をつむことはできません。何の知識もないのに、どうやって、相談員をやるんですか？できないでしょう？ なので、無資格の人を相談員にすることはありません。

Answer 3

ご自身の人生を左右する受験資格取得という重大事を、いい加減な回答の多い知恵袋で聞いてはいけません。試験実施権限・資格登録権限を有する「社会福祉振興・試験センター」に問い合わせましょう。

社会福祉士は、体力的精神的にきつい仕事です。准看護師として勤務されているとのことですので、医療ソーシャルワーカー・生活相談員とご一緒に仕事をすることがあろうかと思います。医療ソーシャルワーカー・生活相談員の多くは社会福祉士の資格を持っていますので、機会があればお話を聞いてみてください。

Answer 4

仕事はキツイかどうか、について回答させて頂きます。

知人に数人、「社会福祉士」として地域で働いている人がいます。

一人は「生活困窮者」と呼ばれる方々のお世話を専門にされています。
もう一人は、日本中にある「地域包括支援センター(略して包括)」というところで、福祉職員として働いています。

どっちも「毎日充実してるよ。大変な事案もあって、眠れないときもあるけど」
とのこと。

「生活困窮者」、と福祉の世界ではまとめて言うけど、実際はホームレスと呼ばれる住居を持たない(又は持てない)人達以外に、

刑期を終えて社会復帰を目指す元受刑者や、元ヤ◯ザ、元ヤバい薬漬けの生活を送っていた人、ギャンブルで家族を失い今もギャンブル依存症の人、夫やパートナーからの暴力で住居を転々としている親子、、、等々、、、

ありとあらゆる問題を抱えている様々な方々と接するそうです。

「包括」では、地域の問題を解決するために働きますが、多くが「高齢者の問題」ですね。
・物忘れがひどくなったので、財産管理を頼みたい。
・自宅での入浴が困難になったので、手伝って欲しい。
・親の認知症がひどくなったので、日中デイサービスに通わせたい。
・親の世話が出来なくなったので、施設を探したい。

などの相談を受けるそうですが、もちろん(社会的な)障害を持つお子さんやご家族の「仕事先を探したい」「専門のデイサービスを探したい」「施設を探したい」「職場で起こったパワハラ問題を何とかしてほしい」などなど、地域の方々からの相談は多岐に渡ります。

「人の世話がしたい」
「人を助けたい」
という思いがあれば、大変だけど充実した毎日を送れるいい仕事かと思います。

また、地域の「子どもセンター」みたいな児童福祉系の施設でも「社会福祉士」の求人があるので、質問者さんみたいに「看護師」としての経験と知識があれば、採用されやすいかと思います。

僕は介護職員なので、便処理(オムツ交換)に走り回っていますが、天職なので楽しいです。

施設にも看護師さんはパートで来られていますが、なぜか(高給なのに)やる気の無い人が多いです。そんな看護師さんほど、実は「志が高く、多くの人達を助けたい」と思っているんですよね。認知症のおじいちゃんおばあちゃんは、会話もおぼつかないし、同じ話ばかりだし、、、。
「治すための医療」に携わって来られた方々には、治る見込みの無い、家族に見捨てられたような状態の「入居者さん」たちと接する毎日はつらいんだと思います。
僕らは、そんなご高齢の方々が、少しでも笑顔で過ごしてくれるよう、安心して眠れるよう頑張っています。

お互い頑張りましょう。