公認会計士になりたい高校3年生です。

Question

公認会計士になりたい高校3年生です。公認会計士は資格の強力さと人数の少なさ故、高卒でも大手監査法人に就職出来るという情報を見つけました。これが確かなら、学歴のためだけの大学への受験をやめ、今からでも公認会計士試験の専門学校または予備校に通い始め、何とか1,2年で合格し、ほかの人達よりも数年早く就職してスキルを磨きたいと考えています。
そこで質問です。
高卒で大手監査法人に就職することは難しいでしょうか?また、公認会計士で高卒であることや他の人より監査法人への就職時の年齢が若いことのデメリットやメリット、アドバイス等があれば教えて頂きたいです。

Answer 1

いままで会った中で2人だけ大学を出ていない人がいました。ただ、大手監査法人はその年に入社する人がおよそ200以上いるなかで、高卒の人がどれだけレアな存在なのか言うまでもありません。その上、合格率10%ですので、受験生全体に占める割合がかなり少ないことは明白です。

公認会計士試験は学歴は関係ないと言いますが(私もそう思いたいですが)、やはり大学受験をそれなりに経験して受験勉強方法の基本を叩き込んだ人が強いです。東大、一橋、早慶、上智などの人と同じ土俵で戦う訳なのでやはり高卒には不利な環境と言わざるを得ません。

それを踏まえてお答えします。
①高卒で大手監査法人に就職することは難しいか？→就職はできますが、30代後半や40代の高卒はキツいです。その前に合格できるかどうか怪しいです。
②年齢が若いことのメリットは、年齢が若いため今後のキャリアプランを練りやすいこと。デメリットは特になし。

厳しいことを言ってごめんなさい。でも博打要素が高い試験なので、大学進学する余裕があるのなら大学進学をしてから公認会計士試験の勉強をすることを強くお勧めします。
高卒→会計士試験の勉強しても合格出来なかった→何も残らない(公認会計士試験の勉強をしていたという事実は社会的に何の意味もなく、誰も認めてくれません)という悪循環にはまる人になってほしくなかったので。