社会保険労務士の問題集で、TACが出している「みんなが欲しかった社労士合格のツボ」の問題文は、ほぼ全てと言っていいほど、…

Question

社会保険労務士の問題集で、TACが出している「みんなが欲しかった社労士合格のツボ」の問題文は、ほぼ全てと言っていいほど、過去問なのですか。また、この本を使って合格した方はいますか。

Answer 1

はじめまして。

「みんなが欲しかった社労士合格のツボ」は超人気ですね！
TACは学校も含めて、そこで勉強している方が一番多いから、同じような問題が出たときに、「みんなが解けて自分は解けなかった」という、試験で一番起きてはならないことが、TACの教材をしていると避けられるという可能性が高い、これが一番のメリットだと思います。

ということで、合格者ではTACの、中でも「みんなが欲しかった社労士合格のツボ」を使っている方は本当に多いことが、ブログとかを見ていくと本当に多いことがわかるはずです。

次に、これは「過去問なのですか」についてですが、分類するとこれは予想問題集になります。

過去問は、今までの本試験を掲載しているものをいいます。予想問題集はその名前のとおり、今の試験の傾向とかを考えて、次の試験の出題を予想して作られたものです。

だから、その趣旨により、出題されそうだという過去問も含めて、「こういう内容が出題されそうだ」と思われるものを掲載されています。

だから、今から受験勉強をされるのなら、まずテキストの読込と「過去問」からです。過去問による勉強をしていて、「テキストの内容がこんな形で出るのか」、「こういうところ（論点）が出題されるのか、またよく出ているのか」などがわかります。

こういうことをできることが、「過去問」の勉強の良いところだと思います。

そして、それが終わってから、予想問題に・・・ということになります。あくまで、各社の「出そうだな」という視点によるものなので、試験の出題者とはまた少し異なるのは当たり前です。

ということで、まず過去問、次に予想問題という順ですが、過去問を終えた時点の残りの持ち時間が「残りはどれだけあるのか」によって、その取り組み方が変わってきます。

時間がなければ、「みんなが欲しかった社労士合格のツボ」は省きましょう。それよりも、模擬試験の方を優先です。模擬試験こそが「最高の予想問題」になります。各学校がそれぞれのメンツをかけて作成していますし、法改正も入っているし、また一番みんなが苦労している統計問題も含めて「労一」対策にもなります。

さらに、一番の「選択式」対策にもなります。この選択式の問題を集めるために、模試を受験する方も多いようです。ただ、費用がかかるのがデメリットでしょうか。

なお、講師の方の中にも、「過去問だけやれば受かる」という方が割と多いように思います。昔はそうだったようですが、今はそれだけでは無理だと思います。中には受かる方もいるようですが、過去問の焼き直しの問題は、グッと減ってきています。

それと、また出そうな箇所（論点）を「過去問で掴む」ことは大切です。択一式はそれでも大丈夫かもしれません。でも、そうすると、選択式ではそれ以外からでることもあるので、そのときに「あれっ」と言うことになります。

そのためにも、テキストの読み込みが大変大事になってきます。統計問題とか、テキスト作成の後からの法改正は、別途勉強が必要ですが。

「択一式をもう心配ない」ところまでやれば、選択式も点が取れるようになります。でも、そこで、本試験になると、選択式では「頭の中が真っ白」という状況にもなり得ますので、「択一式」の勉強だけでは無理です。

けれども、優先順位は、「まず択一式を必ず合格点まで引き上げること」が、一番先です。それができてから、選択式の対策に入ることになります。

質問から考えて、まだ勉強されて間がないのかなと感じました。
そうであれば、「まず択一式を必ず合格点まで引き上げること」を目標とすることが、今の時点での最優先課題です。それに連れて、選択式の点数も上がっては来るはずです。

とりあえずは、そこまで頑張りましょう。
では、失礼します。

Answer 2

択一のツボは過去問も多く、良書です。過去問限定より、こちらの方が良いです。
問題数が少ないですが、 過去問中心の試験問題には 充分です。
選択のツボは問題数が少なく、また、試験問題は過去問が少ないため 合格レベルまでカバーできません。