航空学生に挑み続けて尽く不合格で、一般幹部候補飛行要員を受けたらなぜか合格したのですが、やはり現場で飛べる回数や時間は航…

Question

航空学生に挑み続けて尽く不合格で、一般幹部候補飛行要員を受けたらなぜか合格したのですが、やはり現場で飛べる回数や時間は航空学生には及ばないのでしょうか、また、試験官の方は地上勤務が多いと仰っていたのですが、パイロットとして入った人が地上勤務をする際はどういった仕事をするのでしょうか？

Answer 1

元海自航空学生、現職民間航空会社です

飛行時間は圧倒的に航空学生が多いです。
まず教育隊を出てから飛行部隊の期間が違います。
航空学生なら8ー9年ですがA幹なら4ー5年程度で、約半分の期間です。
（あくまで中級までのざっくりです）
その後も航空学生なら多い方で3、4回飛行部隊に戻ってきますが幹部学生は2回戻れれば良いほうです。

A幹の地上職は基本的に指揮官を目指す現場を経験することが多いため、幕僚配置や中央勤務になる方が多数です。
仕事の内容は様々だと思いますが基本的に事務職と人事管理です。
（定時に帰れることは夢物語です）

A幹で指揮官として乗りたいのであれば航空隊の隊長⇨司令
指揮官問わず乗りたいのであれば教育隊に行くことをお勧めします。
教育隊では、人手不足＋教官養成の手間上、同じ方が何度も帰ってくることが多いので教育隊ループに入れば航空学生問わず乗り続けることは可能です。
ただしあくまでも教官配置なので、前線に出ることはありません。

トピ主様が何に乗ってどのようなことをしたいかで乗り続けれるかは決まってくると思います。

頑張って下さい。

以下余談としてみてもらえれば、、、

個人的には乗り続けたいのであれば、免許を取って民間に行くべきだと
事務職などなく定時出勤、定時帰宅、さらに飛行機なら年収も自衛隊とは比較にならないほどもらえますよ（ヘリは給料は下がります、ただ生涯賃金は上回ります）
民間も今後のパイロット不足を見据えて募集を掛けてるところが多数です。

辞めるタイミングは一番は事業用取ってすぐ、自衛隊の仕事内容を見極めたい＆貢献したいので有れば中級まで（32-33歳）
それ以降であればかなり厳しいです

もし民間でも飛びたい！ってのであれば参考にしてください。