美術教員になるには美大でも教員養成系大学でもかまいません。実際の美術教員にもどちらの大学出身者もいます。 芸術系教員は採用枠も少ないのでそこそこ倍率が高いです。一般的傾向を言えば教育大出身の人は最初から教員を目指している人の割合が高く、美大はそうじゃない人が多いとは思います。 教育大はほとんどが国立ですから5教科7科目のセンター試験(来年度から共通テスト)+二次試験で美術実技があるのですが、私立の美大だと受験科目が少ないのと美術の才能はあっても学力不足で卒業後に教員採用試験に合格しないので美大といっても必然的に国立・公立の美大(芸大)出身者が多いです。 もっとも国立・公立の美大はプロのアーティストを目指す人も多く教員志望者は少ないです。 教員が目的なら周囲にノウハウを持った人が多い教育系に行く方が情報は得やすいはずです。私立の美大は教員には向いていません、行くなら国公立ですが、かなり才能と実力は必要だと思います。 他の資格は必要ありません。教育大なら余計に単位をとれば小学校教員の免許などを取ることはできますが、ならなければ無駄な資格です。
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