どういう傾向の本を出している会社か、 大出版社か中小出版社かはたまた編集プロダクションか、 それぞれによって仕事の内容・範囲は全く異なります。 零細出版社の編集者なら、自ら取材者・ライター・カメラマンをこなし、 時にはイラストやDTPデザインなども自分で作業することがあります。 校正や取材データ起こしなどの仕事も基本的に自分でやります。 大出版社の編集者の場合は、 それらの手仕事を自分でやることはあまりありません。 ベテランなのに校正記号もろくに知らない編集者も、 大きな出版社には実在するようです。 プロデュース業務・ディレクション業務が中心なので、 そういう知識が必要ないのです。 どこの会社でもほぼ共通している点を言うならば、 編集者の一番重要な仕事は、企画を立てることなのです。 そして、企画を具体化するために役立つ大勢の専門家を知っていて、 その専門家たちになるべく安く良い仕事をしてもらえる 交渉力や誠実さを持っていることが欠かせない資質です。 工程の最後のほうになると、印刷会社との折衝も非常に重要になります。 決められた出版計画の中できちんとスケジュールを立てて、 そこから遅れないように進行管理し、乱れた部分があれば テコ入れして回るのも、編集者の大切な仕事です。 つまり、「企画」・「人とお金のプロデュース」・「進行管理」、 この三業務が、編集者の中心的な仕事ということになります。 もちろん、それ以外のこまごました実務も日々こなさなくてはなりません。 編集というのは、けっこう地味な仕事なのです。
出版社にも寄りますが、PCで編集作業したりします。 校正・再校と訂正などの作業は神経を使います。 割り付け作業から青焼き確認など、多くの作業があります。 原稿入稿から製本まで全般にされているところもあります。 原稿→文字入力→レイアウト→校正→訂正→再校正→青焼き→割り付け→刷版→印刷→製本とか。 雑然としてますが、こんな感じですかね。 夜中まで作業することは多々あります。楽じゃないです。 しかし、遣り甲斐は生まれると思います。 若いころはよかったですが、40過ぎると辛いな〜。(仕事にもよるがね) 有名な雑誌とかなら面白いんだけど、辞書とか参考書は大変。 法律辞典なんて校正が辛かった。 エネルギーがあふれているのであれば、おすすめ業界だと思いますよ。 地味な作業だけど、情熱がないとできなかった。
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