☆例えば、 ・小中高のスクールカウンセラーの求人募集 ・カウンセリングセンターのカウンセラーの求人募集 ・カウンセリング研究所のカウンセラー・研究員の求人募集 ・・・では、 (例) 「ア)大学の医学部を卒業し、医師国家試験を受験して合格し、医師免許を取得したあと、 精神科または心療内科の医師として、2年以上働いた経験のある者 イ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科に進学して、大学院を修了(卒業)し、 臨床心理士認定試験を受験して合格し、臨床心理士資格を取得した者 ウ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科に進学して、大学院を修了(卒業)し、 その後も、心理学に関する研究を続け、 現在は、大学で、心理学の授業を受け持って学生に指導している、大学の教員。 以上の3条件のうち、どれか1条件を満たす者」 ・・・という「求人募集制限」をしています。 ※ですから、 大変残念ですが、 ・ユーキャンなどの通信講座で勉強した。 ・講習会に参加して、心理系の資格をとった。 ・・・という状況で、 カウンセラーとして、雇ってくれるところは、 普通、まず、ありません・・・。
スクールカウンセラーをしています。 実は心理職関係の、今現在取得することのできる資格は全て民間資格で、医師免許や看護師免許のようなものではありません。もちろん中には就職に結びつく比較的信頼できる資格もありますが、数百以上あるうちの2~3個程度ですし、それらは大学院まで修了しないと受験資格が得られません。しかもそれだけ苦労しても心理職に常勤職は少なく、ほとんどが非常勤で雇用が安定しません。なので、資格選びは慎重にしなくてはなりませんし、それ以上にそもそもこの業界に入っても大丈夫か、という点を熟考しないといけないと思います。 加えて2015年9月には、日本初となる心理学関係の国家資格を定める『公認心理師法』が可決され、公布されました。施行はまだですが、2017年3月にはカリキュラムがある程度決まる予定ですし、同年実施予定の第一回試験に向けて動きが活発になってきています。ちなみに、受験資格は養成カリキュラムを学部+院で受けるか、学部で養成カリキュラムを受けて卒業後数年の実務によって得られます。 つまり何が言いたいかというと ①民間資格を取得するにしても取得難易度の高い、しっかりとしたものを選ぶ必要がある ②公認心理師(国家資格)が施行される以上、今後はこちらを優先的に考えた方がいい ③雇用が安定しないため、払った分を回収できない(そもそも生活が安定するか不明)リスクを十分に理解する の3点に気を付けてほしいということです。 まず①についてですが、臨床心理士、あるいは臨床発達心理士ならば大体の求人に応募することが可能です。とくに臨床心理士資格は領域を問わない資格なので、こちらを目指されるといいでしょう。臨床発達心理士は、児童発達支援領域でやっていく、とすでに具体的な目標が出来た方向けの資格です。 ②ですが、養成カリキュラムは早くて3月に発表となります。そこから大学が動き出すわけですから、もしかしたら2018年4月入学生から養成カリキュラムで学べる学生が出るかもしれません。余裕があるならこちらの動きを注視していただき、公認心理師の取得を目指していただいた方が良いと思います。 ちなみに、ヒューマンアカデミーはやめた方がいいですよ。 ご参考までに。
なるほど:2
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