電通の過重労働に関する問題が取りただされています。

Question

電通の過重労働に関する問題が取りただされています。辞任する社長は社訓の「鬼十則」に何の違和感もなかったとのこと。
実に恐ろしい企業体質が遂に露呈しましたが
果たしてこれは電通特有のものなのでしょうか？
私はサービス業に永年従事し定年を迎えようとしています。
その間、労働組合の幹部として労働環境改善について会社側とやり合ったこともありました。しかしながら、この国の脈々と受け継がれてきた企業体質は一朝一夕では変革できるほど容易なものではなく、加えて従業員自体が残業を減らそうという意識が乏しかったように思います。
長時間労働問題は確かに企業の管理監督に責任はありますが、従業員にも仕事の取り組み方などを見直して残業をなくす意識を持つ責任はあると思われます。
皆さんの勤務先はどうですか？
電通だけの問題ではない日本企業全体の問題と思います。

Answer 1

こういうことは、改善も出来ます。
こういうことは、職場単位で改善するしかないです。参考にしてください。改善するには労働組合をつくり会社に改善要求するという考え方もありますす。労働組合は二人からつくることができます。
労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。
そうなれば、会社がブラック企業になってしまいます。労働組合が機能しなくなったり解散しブラック企業になってしまった例はよくあります。

しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権（憲法２８条労働３権）が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em

最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結できます。

法規の効力の順番に憲法＞法令＞労働協約＞就業規則＞労働契約＞業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em

労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てができます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em

詳しくはネットで労働相談ホットラインと検索しフリーダイアルで電話相談してみてください。

労働組合なき職場は働くものは救われることはありません
ブラック企業をなくすには労働者は泣き寝入りせず労働法を学んで正しくキレる！

Answer 2

DNP(大日本印刷) 月200時間残業でも25時間しか認めない。 毎月175
時間のみなし残業 4～5年前 労基より是正勧告アリ イエロ－カ－ド
1枚貰っただけなので～まだ 大丈夫？？？ 確かに日本企業全体の
問題です。

Answer 3

ようやく大企業にもメスが入って来たって感じですね。

ワタミには「365日24時間、死ぬまで働け」という言葉がある～って渡邉美樹さんは言ってましたが、今の世の中こんな事を言う経営者は「自分は無能です」って宣言しているようなものですよね。

経営って、資本金や労働力などの資源を如何に最大限活用して収益を産み出せるか、ってのが原則なので、サービス残業を暗黙の内にやらせようってのは「禁じ手」反則だよね。

それと、いまだに家庭をかえりみず仕事に没頭する刑事とか商社マンとかが「男らしい」って描かれているけど、これって『プロパガンダ』じゃないの？

これからはこういう描写を猥褻とか暴力とかと同列な表現として、ＢＰＯとかで規制するとかしないと『過重労働は悪』って意識が根付かないんじゃないかな。

（まったくの余談だけど、ドラマ「カインとアベル」でも明け方まで社内で仕事に没頭する若い社員を山田君が演じてましたが、これってＴＶ業界の非常識がそのまま描かれているとしか思えないように感じました。ＴＶや映画業界が深夜や早朝など時間を定めずに働くのが当たり前～ってのが日本を悪くしている一端かもって思ったよね。）

一人一人の労働者に負担があるってことは、経営者が楽をして、新たな雇用が産み出されないって構図だから、過重労働は悪だよね。