質問の意味が日本の大学の法学部を卒業してアメリカでジャーナリストの職を得ることが可能かという問題ならば残念ながら非現実的だと思います。専門性の適合が認められるかどうか以前にジャーナリストはアメリカ人の中でも超の付く人気の職業ですし、アメリカの一流の大学をジャーナリズム専攻で卒業しても最初は地方の小さいマスコミでフリーランスの仕事(常勤ではないポジション)から始めることになるのが普通だと思います。 専門職ビザと呼ばれるH-1Bビザを取るには専門性の適合以前にアメリカで不足している専門性を備えるなどアメリカ国内で得難い人材であること、フルタイムの仕事であることなどが必須条件です。例えばコンピューター関連で高いスキルを持った技術者などはアメリカ国内で人材不足の状況と認められる可能性があるからH-1Bビザを取れる可能性が高いわけです。 しかしジャーナリストの様なアメリカ国内でも希望者が非常に多い職種で多数の希望者を押しのけて外国人に就労ビザを与える必然性をアメリカの移民局は認めないでしょう。アメリカ人の職を奪うことになるからです。またアメリカ人でも最初からフルタイムの正社員として雇用されることがおよそない職種なのですからその点でもビザ取得の要件を満たすことはほぼ不可能と思います。 またジャーナリストをやるとすれば当然アメリカ人と同等以上の語学力、文章力が求められるだろうし、アメリカ人の考え方や国内事情に通じていることも必須でしょう。外国人が就労ビザを取ることが最も困難な分野の一つと考えてよかろうかと思います。
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