解決済み
介護福祉士、ヘルパー資格に関して、分かる方がいればお願い致します。 私は今現在、介護福祉士とヘルパー1級の資格を持っています。 ヘルパー1級は福祉科のある学校を卒業し取得。介護福祉士も筆記と実技、両方合格して取得しました。 卒業後は11年介護施設で働き、2年前に退職しています。 ヘルパーの資格がなくなるかも、という話は以前からありましたが、結局のところ今どうなってるのでしょうか? 今後再び介護施設で働きたいとは思っているので、資格は活かしたいです。 少し調べたら、ヘルパーを介護福祉士にまとめる?一本化する?みたいな事が書いてあったのですが、となると介護福祉士をすでに持ってる私は、ヘルパーに関しては何もしなくても良いのですか? それとも、何か特別にした方が良い事があるのでしょうか? 詳しい方、分かりやすく説明して頂けたら幸いです。
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少し長文になりますが、ご容赦下さい。 ヘルパーには、3級、2級、1級がありました。 3級は相当昔に廃止されましたので割愛させて頂きます。 そもそも、ヘルパー資格はホームヘルパーの仕事をする人のための必須資格でした。 通所サービスの施設系(デイサービス、デイケアなど)や施設サービス(特養・老健など)は、施設に有資格者の配置基準さえ満たせば、ヘルパー資格すらなくても、働くことは出来ました。 しかし、ホームヘルパーは利用者と1対1のため、最低限の知識を身につけてもらわないと困るとの国の意向から、本来はホームヘルパーをやる方の為の資格でした。 2000年から現在の介護保険制度になり、また日本が超高齢社会を迎え、介護にも品質を求められるようになりました。 その為、介護福祉士という国家資格が生まれました。 制度や人員が増えていく中で、同時に介護離職問題、介護者による利用者への虐待などが取り上げられ、介護職にも国家資格など一定の品質を!!!という社会の流れが生まれました。 国としては、人手不足も深刻な問題であり、急に方向転換をすると、介護離職がより一層深刻になることも踏まえて、しばらくヘルパー制度を続けていました。 その後の改革の中で、2013年にホームヘルパー資格を廃止。 代わりに初任者研修・実務者研修という二本立ての制度を始めました。 今までヘルパー2・1級を取得していた人は、現在の初任者研修修了相当とされています。従って、取り直す必要はありません。 そして、第29回(2017年1月実施)の介護福祉士国家試験から、実務者研修修了が、介護福祉士の受験資格として必須となります。 質問者様はすでに介護福祉士もお持ちなので、特に新しく取り直す必要はありません。 ただし、実務者研修は喀痰吸引等、医療的な分野が追加されていますので、実務者研修修了者とそうでない人だと、行える業務に若干の差が出てきます。気になるようでしたら、実務者研修の受講もおすすめ致します。 今後の予想では、国が介護職=介護福祉士以上という環境に持っていきたいと考えていると思います。 しかしながら、現在の介護関連の資格は 初任者研修、実務者研修、介護福祉士、指定介護福祉指導員?(ちょっと名前があやふやですが、これを持っている方がいる施設は介護福祉士の実習を受け入れられる)となっており、介護を長年やって来られた方がステップアップを考えると、社会福祉士や相談員、施設長、ケアマネジャーとなってしまい、介護を専門とする職種ではなくなってしまいます。 そこで、主任介護福祉士(10年以上のキャリアと試験)といった資格も検討されています。 従って、現段階では、質問者様は何かを取得する必要はないと思います。 長々と失礼いたしました。お役にたてれば幸いです。
なるほど:2
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