解決済み
精神科医、心療内科医の方で臨床心理士の資格を持っているという方はいらっしゃいますか? もしいらっしゃるのなら、 ◎臨床心理士の資格を取ることになった契機、取ろうと思った理由 ◎取ってどんなメリット*があるのか、それとも大して変わりはないのか (*私が勝手に想像する限りでは、 •医師とカウンセラーがより分かり合える、治療等がスムーズになる、うまく連携できるようになることがある、 •医師が治療をする上でカウンセラーとしての側面が役に立つことがある、 •万が一、医師を辞めたい/辞めざるを得ない時に資格を取っておいたほうが道が広がる などがあるのかなぁ、と...如何でしょうか?) を教えていただきたいです。 ※必読※ 但し、当事者といえる方、もしくはその御家族、親しい友人、仕事仲間に、是非とも御回答願いたいです。 調べてもあまり分からないことですし、今のところ周りにそういう人もいないので、知恵袋で質問するというかたちになっているのですが、単純に事実のみを知りたいので、 当事者様と無関係の方、あまりよく分からない方等、噂や想像などを織り交ぜた、信憑性の低い回答はしないで頂きたいです。 至急ではないです。 どうか宜しくお願いします。
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世間で良く誤解されていますが、精神科医と臨床心理士と比較した場合、精神療法の側面でも、心理士よりも精神科医のほうが圧倒的に実力は上です。 医師免許取得後、普通に精神科に入局すれば、先輩医師より精神療法についての訓練を叩きこまれますし、その上毎日のように目の前の患者でそれを行使する生活を送ることになりますから、精神療法スキルはおのずと上がることになる。 これに対して臨床心理士ですが、日本ではかなりいい加減な基準で資格がばら撒かれています。 大学院は卒業の必要がありますが、形だけのケースが多く、面接一つ受け持ったことがなかったり、心理テスト一つまともにも取れない状態でも、資格を取得することが出来ます。 (というよりも、そのような心理士のほうが大多数です) 心理士は資格を取っても、ほとんど職がなく、面接も任せてもらえないため、それ以降に実力が上がる理由もありません。 精神療法においての有名な論文や専門書も、ほぼ100%精神科医に手によるものですし、まともな心理士であれば、精神科医の主催する勉強会でスパーバイズを受けているはずです。 実際に現場にいる人間であれば、この現状を知っているはずなのに、何故か「心理士のほうが精神療法を知っている」と嘯く方がいられるのは不思議です。 そんなことを言っても現実の憂さ晴らしにはならないのにね… こうした現状から、精神科医の場合、臨床心理士資格を取得することを希望すれば、ほぼ無条件に資格が得られる制度になっています。 形だけのテストはありますが、実際働いている精神科医が落ちるような代物ではありませんし、形だけの面接で精神科医を落とすことが出来る面接官がいたら、むしろ教えて欲しいものだ。 これは精神科医資格>>臨床心理士資格という判断がなされているからです。 これらの理由から精神科医にとっては、臨床心理士資格は取るに足らないものとしてしか理解していません。 希望すればもれなくもらえますが、常識的に考えて欲しいと思う理由がないのです。 TOEIC900点ある人間が、あえて英検5級を取ろうとしないのと同じ理屈です。 精神科医にとって、もう少しまともに通用する上位資格である精神科専門医や、学会専門医の取得を目指すでしょう。 医師の癖に心理士資格を取得し宣伝するのなら、上記の資格を取得できず、名詞に書く内容が少ないからという意味に取られるので、同業者としてはバカにされます。 それでも心理士資格を取得している精神科医というと、大きく分けて2つ。 1つは心理学校の教員になる際の説得力を高めるため(精神科医は良く心理学部の講義も頼まれます) 2つ目は何も知らない素人(心理士のほうがカウンセリングの実力があると誤解している素人)に専門家であるような錯覚を抱かせ、集客を行い、金儲けに繋げるため これくらいのパターンしか想像できませんね。
なるほど:1
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