清掃業の起業について質問です。夫が清掃業を起業したいそうです。主に個人宅(賃貸含)やオフィスビルらしいです。初期費用やも…

Question

清掃業の起業について質問です。夫が清掃業を起業したいそうです。主に個人宅(賃貸含)やオフィスビルらしいです。初期費用やもし失敗した時の借金等を考えると不安なので正直止めて欲しいです。個人で清掃業を起業された方がいれば、アドバイスをお願いします。厳しい意見もお願いします。

Answer 1

15年前脱サラして清掃業を現在でもしています。
仕事を始めるにあたり初期費用は中古の軽バン70万、道具ポリッシャー、掃除機、洗剤、ワックスもろもろ25万てところです。

この業界は3分野にわかれています、ビルメンテナンス(オフィス、店舗などの清掃)ハウスクリーニング(在宅のハウスクリーニング、賃貸物件の退去清掃)、高所ガラス清掃(ビルなどのガラスを屋上からロープで降りてくる)。

ここからは私の経験談を交えてお話しします、私が営んでいるビルメンテナンスは建設業とよくにていて大手の会社から仕事を頂く形になります、伝がないと厳しいですし、ど素人では誰も仕事を頼みません。最初はアルバイトで雇い主に独立の意思を伝え勉強する事です、出来るだけ大きな会社を選んでください、末端の個人でやってる所は避けるべきです。そこで仲間の業者と知り合い独立後有利です。

開業当初は一人ですので人工応援(仲間の業者へお手伝い)で13000〜15000円程度、また夜間が多く土日は休みはありません。ですので昼も夜も働かなくてはならず開業5年間はきつかったです。徐々に信用を付け物件を任せてもらうまでは大変です。物件を任せてもらったら最初は従業員は雇えないので仲間に人工応援で手伝ってもらいなが請け現場を増やして行きました。4年前に請け負いだけの仕事では不安の為法人化しました。個人会社ですと営業に行っても信用が無いため相手にしてくれませんでした。今では自社物件7割請け負い3割です。

偉そうですが一番大事なのは営業で自社物件を増やし利益を上げる事です。長文失礼しました

Answer 2

今から３０年前の話になりますが、ご参考になるかもしれないので回答致します。

私は当事学生でした。
神奈川県在住でAE86の自動車レース（フレッシュマンレース）に参加していました。
当事、ベース車両８台、改造する為の工具・工場・費用を捻出する必要がありました。

そこで、近くのぱんちんこ屋さんの清掃のバイトを始めました。

パチンコ屋の清掃は、お店が終わってから翌日の営業時間迄の間＝つまり夜中の清掃という特殊な清掃になります。

全ての椅子などを別の部屋に移動させて、床を掃除した後に、専用洗剤でポリッシャーで皮膜を取り、１次ワックス→２次ワックス→仕上げし、ツルピカ状態にする。

学生の高額バイトとしてはピッタリでした。
当事で１日３万円・一人の手当です。

約束を守らない人が多かったので、人手が足りなくなる事が多く、そこで自分が知り合いを連れて来る様になりました。
人手が足りないと、社長も現場作業をする事になります（笑）

結果、安定的に仕事をこなす事ができるようになりました。

床掃除の為の手順・洗浄の種類、ワックスの種類、ポリッシャーマシンの操作などの経験と、信頼を積みました。

最初は社長が現場監督で着ていましたが、そのうち信用して下さって現場監督（丸投げ）を任されるようになりました。
（多分、辛いからだと思います。眠いしね）

その現場は、たしか２４：００入り７：００までに終わらせる。
１５万円の現場でした。

最初は５人で行っていましたが、３人で行える様に工夫して、支払い単価をあげると同時に利益をだしました。

５人ｘ３万＝１５万。自分の手取りは３万円。
３人ｘ４万＝１２万。自分の出取りは３万＋利益３万＝６万円

作業手順も変え、効率化を図り、終わる時間も早くなり、従業員の手取りも増えるので、従業員たちの信頼も得られました。

同様な現場が神奈川県には沢山あるので、１０個程度の現場を任されるようになり、結果、学生ですが下請け会社みたいな感じになりました。

信頼して下さった社長から、大手有名なデパートの清掃も下請けするようになります。

単価はかけませんが、数倍にアップしました。

月収も確か４００万円超えてゆきました。
清掃業務では、先行投資は少ない部類だと思います。

掃除機器・器具類で、オフィスは問われません。
いいところに事務所を構えても、仕事には全く関係ありません。
綺麗に出来る実績、仕事を獲得出来るルート・人脈・信頼が不可欠だと感じます。

現在は、色々なお掃除ビジネスサービス会社があるので、これから創業されるなら厳しいと思います。
仕事を獲得する為の営業ルートや価格競争で自分の首を締めない新たな戦略、信頼おける人材の確保などが必要かと思います。

しかし、創業経営者としてのアドバイスをすれば、
失敗から学ぶ事が多いのです。
自転車も一発で乗れる人は稀だと思います。
必ず失敗して、痛い思いもしても、乗りたい！という強い意思（リーダーシップ）が、最終的に自転車に乗れる経験を思い出して下さい。

一度の失敗で人生棒に振るのはダメですが、清掃での個人事業からのスタートであれば、怪我する程では無いハズです。

借金での創業はお勧め出来ませんが、創業された経験はきっと役立つハズです

Answer 3

この業種は、ライバルが多いので
その中に割って入って顧客がとれる
自信・つてがあるのなら大丈夫でしょうが
何も無く一からスタートですと
きついですね。
開業資金にプラス半年分の会社の運営資金も
用意しときましょう。

Answer 4

清掃業ではありませんが使ったことがある個人としての意見。

先ずは信用を得ることが優先事項でしょうね。
以前、賃貸にしていた自宅に住み直す際に清掃を入れました。
しかし、仕上がりに不満だらけ。
上っ面だけの清掃で隅々とか裏側とか全く清掃されておりませんでした。
手配した不動産屋にはクレームを入れました。

清掃業となると不動産屋とのつながりが必要になると思います。
そこで費用もさることながら、仕事の結果は残さねばなりません。
また、仕事欲しさに赤字を出してもいけません。
清掃業として仕事の結果と経営を上手くハンドリングすることが望まれます。

それと、得意分野とか清掃以外で望まれるサービス（蜂の巣駆除とか・・・）も負荷されれば仕事の幅ができて良いと思います。

起業するのは大変かと思いますが、やってできない業種ではないと思いますのでぜひ頑張ってほしいと思いますし尊敬します。