英検について 国連英検と英検のそれぞれの級のレベルを教えてください eg.「〇級は高校×年生レベル」みたいな…

Question

英検について

国連英検と英検のそれぞれの級のレベルを教えてください

eg.「〇級は高校×年生レベル」みたいな感じで

Answer 1

できるだけ読みやすく書いたつもりですが……ゆっくりお読みください。

英検５級は、中学校１年生時に習う内容が主に出題されます。
英検４級は、中学校２年生時までに習う内容が主に出題されます（５級程度の能力があることが前提です）
英検３級は、中学校卒業時までに習う内容が主に出題されます（５級、４級程度の能力があることが前提です）
※なお、英検３級以降は２次試験「英文の朗読、英語での質疑応答など」もクリアしなければなりません
英検準２級は、高校１・２年生時までに習う内容が主に出題されます。
英検２級は、高校卒業時までに習う内容が主に出題されます。
英検準１級は、一般的な偏差値の大学で１年次、２年次、３年次くらいに学ぶ内容まで出題範囲が広がります。
英検１級は、一般的な偏差値の大学で、大学卒業時点、あるいは大学院卒業（修士）時点で身につけられるはずの内容が出題範囲となります。

国連英検Ｅ級は、中学校卒業時までに習うであろう内容をベースに、出題されます。一応、英検３級から準２級程度に相当しますが、国連英検の場合は、まだ面接はありません。
国連英検Ｄ級は、高校１年、２年の時点までに習うであろう内容をベースに、出題されます。一応、英検準２級程度に相当しますが、Ｅ級同様、面接はありません。
国連英検Ｃ級は、高校卒業時までに習うであろう内容をベースに、出題されます。「高校レベル」を超える英単語が問題文に入ってきますが、難しすぎる単語に関しては、日本語による注訳がつきます。一応、英検２級から準１級程度に相当しますが、Ｅ級・Ｄ級同様、面接はありません。
国連英検Ｂ級は、「外国での日常生活が可能」がテーマです。強いて言うなら、「英検準１級から英検１級の中間くらい」の内容に近いです。この級以降は、英作文が課せられます。Ｂ級は80語～100語程度です。面接はありません。
国連英検Ａ級は、「英語で討議できる」がテーマです。強いて言うなら、「英検１級か、それを若干超えるくらい」の内容です。この級で課せられる英作文は150語～200語程度。ここからは、面接も行われます。面接の内容は、あらかじめ「質問シート」と呼ばれる文書に記入した内容や、「あなたが尊敬する人」など、それこそ「就職面接でも聞かれそうな」内容の質問がとんできます。また、「直近の大きな話題」に関する見解を聞かれる場合もあります。これに対する対策も欠かせないみたいです。
国連英検特Ａ級は、「真の国際人に」がテーマです。この級は「英語力があること」は前提程度に過ぎません。ある程度の分野のトピックについて英語を使って自由に討論できることなど、いわば「英語を使って海外で苦労することなく仕事ができる」くらいの内容が求められます。英検１級で問われる内容よりも難しいです。課せられる英作文は200語～250語。Ａ級と同様の面接もあります。