測量の後視点についてＢＳ なぜＢＳの距離は長い方がいいのですか？

Question

測量の後視点についてＢＳ

なぜＢＳの距離は長い方がいいのですか？原理を教えてください。

バックが短いと良くないといわれますが近い方がより制度よく０セットできると思うのですが。

無知ですいませんが教えてください。

Answer 1

もう一つの質問であなた自身が疑問に思っていることが答えの半分です

どんなにピッタリ合わせたつもりでも
どうしてもその点の方向に全くずれがなく合わせることは不可能です
※それは同時にある点の座標値自体のずれも含みます

仮にある地点をバックに使用したとします
この座標値が仮に1ｍ視準方向と垂直にずれている
※本来は横に1ｍずれていたとします 現実にこんなにずれたらアウトですがあくまで説明のためです

1ｍ横にずれた後視点が 5ｍ先なのと 100ｍ先では角度の誤差はどうなりますか？
100ｍ先のほうが圧倒的に角度の誤差が小さくなります

添付した画像が CAD上で5ｍ と100ｍでそれぞれ1ｍ横にずれていた場合の角度の開きを表示させています

同じ1ｍのずれてでも とおいい方が角度の誤差を小さく抑えられるということがわかりますか？

Answer 2

例えるなら運転する時の視線の位置と同じ理屈です。

Answer 3

先の回答者さんのいうとおりです。ｂｓを長くした方が測量精度が理論上高まります。
その例でたとえますと、単純計算でｂｓ距離5ｍで1ｍ誤差がある場合、ｆｓ距離が5ｍで1ｍの誤差、10ｍで2ｍの誤差で測量となります。ｂｓ距離100ｍで1ｍの誤差の場合、ｆｓ距離5ｍで5ｃｍの誤差、10ｍで10ｃｍの誤差で測量できます。
あと、公共測量ではｆｓをｂｓ距離以内で観測することが標準ですので、そういった意味でもなるべく遠い点をｂｓとした方が効率が良いです。