前略 私は68歳です。終始一貫して思う事の一つが貧乏は辛いな。これです。いつも頭にあった事の一つが、海外有名大学に留学できなかった事。徹底的に学びたっかった。しかしそれは許されなかった。極めつけの超貧乏生家だったから。高校だって諦めていた。中学生の時には褪めた目で社会を視ていた。それでも、日々倒れるほど務めていたら、周囲がほかっておかなかった。あいつには高校に行かせてやれと、掛け合って下さる教師が複数いらした。今に至る迄、有形無形のご支援をこの日本社会から頂戴している。社会の役に立とうとする者には、意外とご支援もあるのだなと、常に感謝して生きています。随分前から、少しは反対の立場に、お返しできる立場になっています。そこで、貴方にお返しの真似事を、この書面で差し上げているのです。「急がばまわれ」。短兵急に求めるな。何かをする為に、何かを得たい時、心底その実力が備わっていなければ、虻蜂取らずになってしまうもの。手に入れたと思っても、実力が備わっていなければ、絵に描いた餅。するりと逃げてしまう。辛くても、過去には戻れず、将来に向かうのみ。この姿勢が貴方にはある。これが貴方の財産、武器です。慌てても何も得られず、かえって苦しくなる事もあります。簡単に得たものは簡単に失う。お子様がいらしたからこそ、わが子には、学歴をつけさせたいと、願う親心。その前に、自分にもとご希望。或は生計の為の必要な学歴。色々とあるでしょうが、急がれると、ろくなことはございませぬ。昔のお方は、学歴なくとも、大企業を作り上げられて、大学院卒を使ったではありませんか。出来ない出来ない出来ない。それが人生。何かが常について回る。その針の穴の中から、何かを、耳学問ではなくて、ご自分で見つけ出して、ご自分のものになさる。そんなお力を、貴方はお持ちだと感じます。30歳であれ、50歳であれ、死ぬまでお勉強です。ご自分に負けず、急がず、いらだたず、悔やまず、恨まず、憎まず、妬まず、誇らず、真摯に努めるのみ。道はおのずと拓ける。日本も捨てたものではないですよ。ケッパレ、お子様をお持ちのお方様。合掌。
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