解決済み
巡視船の乗組員(海上保安官)が使用する拳銃やその他の武器というのは、各自が常に装備しているのではなく、航行中は巡視船自体が孤立無援の閉鎖的状況に置かれるので、巡視船が動く警察署の役割を果たし、そこに拳銃等を保管している状態となります。必要な時に初めて巡視船の保管庫から武器を取り出して使用します。 警察官はパトカーに乗ることが多いのですが、拳銃等をパトカーの車内に保管することは保安上問題が生じる可能性が高く、またパトカーに乗っていなくとも海上保安官とは違って銃刀による暴力事件に遭遇する確率が格段に高いので、各自が拳銃を装備することになっています。 また、現場で働く海上保安官(一部の技術・事務職員は除く)は全員必ず警察官と同じく拳銃等の訓練を受けます。 なお、特別警備隊というのは警察のSATのように常時編成されている部隊ではなく、平時ではそのような部隊はどこにも存在しておらず、例えばある巡視船が凶悪な暴力事件に遭遇した際に、管区責任者や船長が必要と判断して、初めてあらかじめ乗組員の中で資格を持った船員から選出された隊員で構成された『特別警備隊』という部隊が編成されるのです。だから普段は全員、通常の巡視船業務を行います。 これは、巡視船が事件に遭遇してもその時点では孤立無援の状態であり、また陸地での事件とは違い、一度凶悪犯が巡視船に攻撃の意を持って近づくと船の上では小康状態に入ることが少なく、いぞという時に陸地にいる特殊部隊の到着を待っていては巡視船側が全滅する可能性が高いので、それを防ぐために各巡視船の乗組員にはある程度特殊部隊と同等の能力を保持させておく必要があることから、考えられたシステムです。 陸の警察でも有効性のありそうなシステムではありますが、凶悪犯罪が発生しても陸地の至る所に警察拠点があり物量で犯人側を一点に押し込め、特殊部隊の到着までに小康状態に持ち込むことが可能なので、海上保安庁とは違って常に部隊を『特殊部隊』として編成しておき、特殊部隊専門の訓練に従事させることができるという利点もあるため、この様なシステムは採用していません。
なるほど:1
全員は銃を持っていないと思います しかし銃はちゃんと保管されていますね 銃が必要のない理由は作業の時に邪魔で携行する理由が無いからですね しかし保管する必要がある理由は固定された銃や砲には最低射角があり接近されすぎると対処できないからですね また位置が固定されているため銃口を振れない方向があるためです 投降する等を装われた場合は対処出来ませんし 相手の艦に乗り込む場合に持って入るのではないでしょうか? 集めても4丁程度しかないと思います 海自の場合は重機関銃2丁に小銃1丁が数カ所に分けられて保管されていたはずですから似たような感じだと思いますよ 拳銃所持者に関してはかなり少ないですね 相手の艦に乗り込む場合は拳銃所持者の可能性もありますが
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