解決済み
現在24歳で、法科大学院に在籍中であり、ある手違いで卒業ができなくなってしまった場合、今年の試験で刑務官になるべきか、それとも約1年浪人して一般職の公務員を目指すべきか、あなたならどちらを選択しますか?もともと法科大学院を卒業して、司法試験の受験を目指していたのですが、経済的事情により今年度の卒業が不可能となってしまいました。そのため、現状として司法試験は諦め、就労につくことを迫られています。 しかし、既に24歳という年齢であり、かつ事実として大学院中退ということから、民間企業は難しいのではないかという考えに至り、公務員試験の受験を検討しています。 その結果、今年度の刑務官試験ならば受験の期日として間に合うため、出願をしたのですが、かつて同じ大学院にいて現在刑務官となった友人から、刑務官を受けるならば、一年浪人して一般職の公務員を受験した方がはるかに良い、刑務官は仕事の内容も職場の環境、人間関係からも最終手段にするべきとのアドバイスを受けました。 私としては、24歳にもなり大学院を中退することとなって、その上でまだアルバイトをしながら浪人をするのは果たして人間として良いのだろうか、早く仕事につかなければならないのではないかという焦りが強くある一方、刑務官の進路を現職の者にここまで強く否定されると、やはり間違いなのか、浪人することもやむを得ないことなのだろうかという考えも起こり、もはやどうするべきなのかが自分で全く分からない状況となってしまいました。 今年度の刑務官試験を受験するべきなのか、アルバイトをしながら一年浪人して他の公務員試験を受験すべきなのか、どちらがより賢明な判断なのでしょうか? 様々なことを経験された人生の先輩方、どうか助言をお願いいたします……。
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まず、公務員の試験対策にはなりますので、とりあえず刑務官の受験はしましょう。 その上で、受かった場合、刑務官になるかどうかですが、 一つには、刑務官を蹴り、来年手当たり次第受験をして、一番気に入ったところへいくという手があります。正直、24歳ならまだまだ若いと感じますので、それでもいいと私は思います。 二つには、刑務官になった上で、気に入らなければまた来年、なりたい公務員の試験を受けるという手があります。公務員試験は基本土日ですので、刑務官をしながらの受験も可能だと思います。 なお、刑務官の試験に落ちた場合は、来年手当たり次第に受験しましょう。 上の方の補足に対して、私も補足を少し。 公務員の中で最もロー生向けなものは、間違いなく裁判所職員です。かなりのロー生がなっています。裁判所職員であれば、勉強をほとんどしなくとも、過去問に少し目を通しておけば受かります。実際、司法試験との二本立てでほとんど勉強せずみんな受かっていきます。刑務官に今までロー生がなっていなかったため、刑務官をしながら他の行政職に受かったということがあまりなかったのかもしれませんが、ロー生で裁判所職員であれば、刑務官をしながらでも受かると私は思います。
予備校に通い1浪したものです。 法科大学院卒業ということなので、来年の上級職受験をお勧めします。 ご存知かもしれませんが、上級試験では大抵の職種に傾斜がつきます。 専門試験と教養試験では、専門試験は教養試験に比べ1.5倍〜2倍ほどの点数があたえられています。 教養試験は、いわゆる大学受験までの5教科。専門試験は民法、刑法、商法、行政法、経済などです。 大抵の受験者はこの、専門試験で躓きます。配点も大きいですし、専門で差がつきます。 その点、法律を勉強された質問者様はかなり有利かと思われます。 また、刑務官は基本的に高卒の方を対象としたものですので、大卒で入るとあまり世間体もよくありません。 また、死刑執行は刑務官の仕事です。内部の人間関係もギスギスしているらしく、よほどの精神力がない限り厳しいと去年受かった方に聞きました。離職率をみれば明白です。 一年勉強すれば、偏差値50以下の大学の人でも国Ⅱ.地方自治体、東京都特別区くらいには受かるので、ぜひもう一年頑張ってみてください。 補足です。刑務官になり1年目はほぼ夜勤ですし、隣接の寮に暮らす感じになります。私も、とりあえず刑務官になり、勉強すればいいという考えを去年は持っていましたが、安易だと先生に一蹴されました。 先生が言っていましたが、実際、そのようにし、次の年に別の行政職に受かった方はほぼいないらしいです。
要は自分の性格にあうか、あわないか、ではないでしょうか。 罪を犯し、確定判決に至った人々と、交替制勤務で接触し続ける訳ですね。 例えば、今後結婚し、子どもができ、小学校や中学校の宿題で「親の職場見学」などが出たとしましょう。 そのとき、ためらわずに職場に連れて行けるでしょうか? いろいろ理想があったとしても、弁護士として接する刑事事件と、いわばその後始末をしなければならない刑務官では、求められる素養がだいぶ違うように思います。 国会議員から受刑者になった山本譲司氏の『獄窓記』などが、判断の参考になるかと思います。
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