製造業で働く者です。ＱＣのテーマで「週初めに行う掃除をマニュアル化」にしたのですが…どう解決へもっていけばいいか迷ってま…

Question

製造業で働く者です。ＱＣのテーマで「週初めに行う掃除をマニュアル化」にしたのですが…どう解決へもっていけばいいか迷ってます。
ＱＣは数値化しないと、まとめるのに難しいですか？やり方のマニュアル化だとＱＣになりませんか？
解決報告書を出すのに、いい方法がありましたらアドバイスお願いします。

Answer 1

品質管理経験者です。

そのQC活動は①業務指示で実際の業務として行われているものでしょうか？②それとも品質管理のトレーニングの一環で行われているものでしょうか？それにより許容される行動範囲が異なります。

活動のテーマを”週初めに行う掃除をマニュアル化”とした場合、落とし所としては・・・下記のように持ちこむことは可能でしょう。

①実業務の場合
マニュアル化されていない場合とマニュアル化された場合で、掃除可能範囲がどれぐらい拡大できたか？或いは、細かいところまで清掃できるようになったか？（＝マニュアル化した為に作業効率が上がり、結果的に同じ時間内で広範囲の清掃が可能となった・・・・、或いは、従来では出来ていなかった個所の清掃ができるようになった。）を表化して判定する。清掃時間が短くなった・・・だけでは、QC活動ではなく、CD（コストダウン）活動、或いはIE（生産工学）活動になってしまいます。

②トレーニングの一環である場合
マニュアル化、チェックリスト化することで、どれぐらい清掃時間が短くなったか？を表化して判定する。（例：マニュアルを解説写真等で簡素化し、壁に張り出す等により、誰もが同じ時間で同じ清掃作業が可能になったことを、個々の清掃作業者の清掃時間と内容をマニュアル、チェックリストを用いて比較判定する） QC活動のトレーニングの一環である場合、マニュアル化、チェックリスト化し、分析することで作業効率が良くなったことを他者に解り易く説明できる（可視化・・・と云います。）ことを理解する・・・・だけでも十分、QC活動となります。解説写真等を駆使しｍ如何にマニュアルを誰にでも分かりやすいものとするか・・・を皆で考える・・・ことも十分、QC活動と成り得ます。清掃と云う行動に関する品質だけがQC活動・・・ではありません。

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整理・整頓・清掃（いわゆる3S～5S）は、製造業における安全確保から必須・・・と云われるものなので、実業務のQC活動テーマが”週初めに行う掃除をマニュアル化”であるあら、その会社自体の品質管理レベルがかなり低いのではないかと感じてしまいます。（はおそらく品質管理の有識者が周囲に居られないのでないかと予想します。） 実業務の場合は、給料が支払われた上で行っているわけですから、本来は会社の収益向上に直結可能なテーマを選択するのが妥当です。

もし、QC活動のテーマを”週初めに行う掃除をマニュアル化”とするなら、まずは、週初めの清掃と品質の関連付けが必要です。この場合の品質は製品の品質・・・であっても良いですし、管理品質・・・であっても構いません。（食品加工業では加工場の清掃記録も品質記録管理対象と成り得ますし、半導体関連では、加工場に浮遊する埃の粒径と数等も品質記録の管理対象となります。）

参考になれば幸いです。 頑張ってください。

Answer 2

テーマ的に数値化は難しいでしょう・・・

ブレーンストーミング/ＫＪ法等で話し合ってみるのもいいかと思いますが・・・
ある程度予想できますので、
現場なら、床、テーブル上（作業台？）、
棚、照明等設備、その他の項目で何をするか・・・を話し合ってみれば？

床 掃き掃除/モップ掛け
テーブル上 拭き掃除/整理整頓/定位置管理
棚 拭き掃除/整理整頓/定位置管理
照明等設備 拭き掃除/定位置管理/破損等連絡
その他 掃除道具の管理

など項目抽出し、それぞれにおいて具体的にどうするか？
で結論が出ればそれらを実行するに当たり、
どう実行するか（担当は？）
それらのチェック体制（誰がチェックするか？）
最終、月一での確認→改善体制は？

などでいいのでは？