解決済み
不動産鑑定士を見たところ、不況に強い資格とありましたが、なぜそういうことを断定できるんでしょうか?資格の学校のHPだからでしょうか? あと土地調査家屋士もありますが、どう違うんでしょうか? 不動産鑑定士は土地で、土地調査家屋士は建物で良いんでしょうか? あとよくここに司法書士が出てきます。登記や供託ができるということらしいですね。 ここにあるもので取得した経緯や価値があったと思う資格を教えて下さい。 不況に強いは宣伝文句でしょうか?不動産鑑定士は年々、受験者数が減ってるみたいで、価値があるのかわからないので、特に教えて欲しいです。ただ単に難しいのかとか。
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不動産鑑定士の特徴の一つとして希少性の高さがあります。 不動産は日本全国いくらでも存在しますが、その価値を鑑定する鑑定士は非常に少ないのです。 その希少性をして、弁護士・医師などとともに三大国家資格と評されることもあります。 不況に強い、というのは業務として公的機関から以来を受けることがあるからです。 地価公示や固定資産評価、競売などに関わりここから一定の収入を確保できます。 また、近年は不動産の金融化から不動産を利用した投資などのコンサルタント業務も行うなど活躍のフィールドが広がっています。 不動産鑑定士の独占業務は「不動産の価値の鑑定」です。 土地家屋調査士の業務は主に「不動産の表題部登記に関する事項」です。 不動産鑑定士の試験は短答式と論文式に分かれていて、短答式の合格率が大体25%、論文式は10%です。 論文がハードなようですね。 ただ、一度短答式に合格すると、翌々年までの短答式試験が免除になるそうですから、一年目は短答式に専念し、二年目から論文の勉強をする、という方法も可能です。
不動産鑑定士は独立開業型の資格なので、しばらく待遇が悪くても丁稚奉公して、それから独立、自分で事務所をやっていく覚悟が必要です。 サラリーマンで資格取得してもあまり評価されませんのでご注意を。
正直、不況に強い資格など、医師や看護師くらいだと思います。 景気がどうなろうと、病気になるときはなるからです。 鑑定士と調査士は、余り関連性が有りません。関連性が有るのは、司法書士と調査士です。 調査士の状況も良いとは言えませんが、東北辺りではぼちぼち仕事が有るそうです。(理由はお分かりの事と思います。但し、未経験者は無理です。)鑑定士受験生が年々減っているのは、試験の難易度に対して、恩恵が余りに少ないからだと思います。 今は難関資格合格者でも、軒並み安泰とは言えないご時世です。 司法試験や会計士合格者でも就職にあぶれているのは周知の事実ですが、司法書士は過払い請求のブームも去り、不況に強いと言われた弁理士も今では仕事が激減し、建築士などは業界では持ってて当たり前で何ら特別扱いは無いそうです。 その中にあって、特に厳しいのが不動産鑑定士だそうです。 旧三次試験が廃止されて、短答・論文に分かれた平成18年度より、合格率が劇的に低下しました。 それまでは合格率が10%以上も有り、勉強量も少なく、難関試験の中で最も易しいと言われた鑑定士試験でしたが、この年を境に、最終合格率は3%を切るようになり、他の難関試験と何ら遜色無くなりました。 時々、大昔に取られた年配者の方が、「不動産鑑定士試験は、大した事無い。普通に勉強すれば誰でも受かる。」みたいな事を書かれる事が有りますが、予備校の講師の話では、例えば昭和40年代の鑑定士試験は宅建と同レベルだったらしいので、鵜呑みにするとバカを見ます。(俳優の石坂浩二が取ったのも、恐らくはこの頃だと思われます。) カンタンな時に、ラクして取っただけのお話ですので。 また鑑定士の就職難は今に始まった事では無く、昔から「難関だが、仕事は無い。」と言われていた様な資格で、鑑定協会(確か、虎ノ門に有ったと思います。)も余り合格者の就職斡旋には積極的で無い側面も有り(一体、何のために存在しているのか??)、特に大都市では有資格者がだぶついている状況で公的な仕事も余り回っては来ませんし、裁判所の競売物件査定もコネの有るベテランが有利ですので、正直、新人が入っていく余裕が有るのか?? と言う感じです。 また、2・3年前のTACの合格祝賀会では、合格者のほとんどが就職先が未定で就活中だったと講師が話しており、その後の景気の動向を考えますと、状況が改善されたとは到底考えにくいです。 ついでに、合格後の実務研修にかかる百数十万の費用ですが(鑑定事務所に入れれば不要ですが、大部分の人は恐らく無理でしょう。)、分割は許されず、一括支払いが要求されています。つまり鑑定士合格者は、協会からも全く信用されていないと言う事です。(本当に、鑑定協会は何のために存在しているのでしょうか??) 以上より、主観ですが、今では単に、難しいだけの資格だと思います。 後、これは経験から言わせて頂くのですが、もし狙うのであれば、まず半年で短答に通るかどうかやってみては如何でしょうか? 短答に通らない様では、論文突破は事実上、不可能です。 論文ははっきり言って、短答の何倍も難しいです。 特に鑑定理論は、論文対策がしっかり出来てさえいれば、短答など一週間前からやればOKだと思います。たし 一言付け加えておきますと、確かに就職も業界も厳しい職業では有りますが、不動産資格の最高峰と言う触れ込みは本当です。 同じ不動産関連資格に司法書士が有り、こちらも不動産鑑定士に何ら劣らぬ超難関ですが、業界での評価は、鑑定士の方が高い様な気がします。 恐らく、司法書士の仕事は弁護士も代行できるのに対し、不動産の鑑定評価と言うのは、弁護士さえする事の出来ない、不動産鑑定士だけに許された独占業務だからだと思います。 弁理士や税理士の仕事も、やろうと思えば弁護士が代行出来る(能力や経験が有ればの話。)事を考えると、不動産鑑定士が三大試験と言われる所以は、この独占業務に有ると考えます。 あと余談ですが、この知恵袋では時々合格者と称して、自らの状況を嘆き、泣き言を並べ立ててその資格を貶めるような人も居ますが、大部分は単なる偽物か脱落者と思われますので、余り気にしない方が良いと思います。
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