解決済み
公認会計士の資格を大学在学中に取るのはやはり難しいでしょうか?一応参考迄に、私はmarchの中では上位の大学の商学部で勉強はそれほど苦ではありませんが数学は少し苦手です。 私が取るのは難しいか、と聞きたいところですが答えることは難しいと思うので(当然ですね…(笑))公認会計士の方、目指してる方のお話を聞いてみたいです。勉強内容、勉強時間、試験について、仕事内容などなど、何でも構わないので教えてください。ただいま情報収集中です。よろしくお願いします。
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はじめまして。今年の1月末から会計士の勉強を始めた者です。(都内のLECに通ってます) まず、会計士になるまでを、簡単に説明しますと、 ①一次試験といわれている「短答試験」に合格する。 科目は、財務会計論、管理会計論、企業法、監査論の4つです。 前者2つが、いわゆる簿記科目。後ろ二つは法律科目です。 現在は年二回試験が実施されてます。(5月/12月) これを突破すると、 ②論文試験の受験資格が得られます。(8月に3日間の日程で年1回) 科目は、会計論(財務+管理)、企業法、監査論、租税法、(経営学、経済学、統計学、民法)のうちから1つ。 の計5科目になります。 短答を合格すると、2年間短答試験が免除されるので、論文対策に専念できるようです。 この論文を突破すると、晴れて公認会計士の仲間入り。めでたし、めでたし・・・・とはいきません。 この段階では、ただの「公認会計士試験合格者」です。 つまり、「会計士になるためのスタートラインにようやく到達できた人」ぐらいな感じです。 ③監査法人に入所して2年ないし3年間実務経験を積みます。(監査実務しながら補修所に通うようです。) ④修了考査なる試験を突破すると会計士登録が可能になり、公認会計士の仲間入りってことになります。 大学在学中に取得可能かという質問ですが、取得できますが・・・。 大学生活を謳歌しながら取得したいのであれば、やめたほうがいいでしょう。 数学の知識はいらないです。たしか算数の足し算、引き算がわかればOKって言ってました。 それよりも文章の読解力が必要になってます。あと瞬発力(反射力)。 「一瞬で問題の意図を汲み取り、分析して答えに瞬間的にたどり着く」ができないようでは、試験突破は不可能と日々講義の中で言われてます。そのために膨大な知識の蓄積と膨大な計算練習をこなさなければいけません。 問題もひとつひとつはそれほど難しくないですが、複合的な問題が多く、総合力が問われるようです。 正直、勉強は大変です。半端ないです。 私は社会人なので、昼間働いてます。一日の勉強時間は最低でも6時間。(これに3時間の講義が週4コマあります) まったくのゼロスタートだったので、現在は、週7日休みなしで勉強してます。 一日8時間以上勉強しても苦痛ではなく、それを1.5年ないし2年間継続できるとんでもない気迫を持っている人じゃないと難しいです。これで受かる確証なんか無いです。合格できる人もいれば、できない人もいます。 本当にとりたいのであれば、 ①本気で勉強する。最悪、会計士試験合格のためなら学校なんて辞めてもいいという覚悟で。半端な覚悟では合格できません。 合格できるなら、人生のすべてをこれに懸けるぐらいの気迫や執念が無いと難しいです。 ②専門学校に通いましょう。 「独学でとる」っていう人もいますが、学費は高いですが学校行ったほうがいいです。 独りだと、情報手に入れにくいですし、問題でつまずくと挫折しやすいです。 自分にあう学校のパンフとって検討してみてください。 わからないことは、先生に聞いたほうが早いです。(当然、自分なりに調べてからですよ) 講師が会計士なら現場の情報も入手しやすいですし、就職相談もできます。 ③なんとしても合格するんだ!!(いつまでに)っていう揺ぎ無い信念をもって取り組むこと。 周りの人間が何て言おうとどうでもいいです。無視して勉強しましょう。 たとえそれで友達なくそうが恋人なくそうが、働いてから見つければいいじゃないですか。 モチベーションをキープするために、妄想してみるのもいいかもしれません。(変な意味じゃないですよ) たとえば、 6月に簿記2級に合格して、11月に簿記1を取る。12月短答で合格。 来年の8月には論文試験に合格して監査法人に就職する・・・。 その後は、OO歳までに独立開業!! みたいなかんじで。 いま、思い描いてるビジョンを明確にしておくと、挫折しそうになっても、もう少し頑張ろうって気持ちになれるはずです。 (会計士になれなかったらどうしよう。とかネガティブな考えはしないこと。絶対になるんだ!!って気持ちを持つことが大事。) 質問者さんは大学生であり、まだ若いです。在学中に合格できれば、監査法人には余裕で入れるとは思いますが、 大事なのは入ってから何をしたいのか。どうしていきたいのか。明確な目的や意志が無ければ受ける意味は無いと思います。 もし受けるのであれば、頑張ってください。
なるほど:3
この公認会計士試験の合格者調べを見て下さい。 http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_23h.pdf 決して少なくはありません。 この試験は、合格する人間は1年や2年で合格する、合格できない人間は10年かかっても合格できない。 制度改革で内容自体もころころ変わるし、短期間に集中できた人間のみが合格できます。内容的には1年目や2年目で教材ででてきたことで8割や9割以上になります。それをきちんと理解できてかつ応用できるかが勝負です。 逆に在学中に合格するくらいでないと駄目です。
最近は在学中の合格者も多いですよ。 私も数学が苦手な、根っからの文系人間でした。 確かに数字を使うことは多いのですが、高度な数学は必要ないと思います。 ここ数年(もう10年以上?)、新しい会計基準が次々と策定されており、会社法、租税法はもちろん、会計学においても条文の記憶力、読解力、応用力が必要ですし、 監査実務にあたっては、幅広い経済環境やクライアントの属する業界も理解しなければならないので、経営学など社会科学的な教養も必要です。 そういう意味で、他の資格に比べて総合的な知識が求められているのではないかと感じています。 4、5年前から急に合格者が増えて、合格しても仕事がないという状況が続いていますが、一旦職に就けば、様々な業界を見ることができ、業務内容も、監査からコンサルティング、税務業務と幅広いので、毎回興味深く仕事をさせてもらっています。 大学在学中は遊びたい盛りですし、むしろ遊んだほうがよいと思いますが、試験にチャレンジするのも、また一興でしょう。 頑張ってください。
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