そもそも事務次官にも私学出身者がつくことは決して珍しいことではないので、私学が相手にされないとか、 東大出身ばかりとかいうのは全くの嘘です。 現在はたまたまいないようですが、ちょっとネット上で見ただけでも、この10年の間にもたとえば環境次官、 防衛次官、厚労次官などに私学出身者が就任した例があります。 戦前の入省組でも、秦野章のように既に警察ナンバー2の警視総監に1960年代についている人もいます。 外務省で次官より格上とされている駐米大使も現在は慶大出身者です。 最近話題の原子力安全・保安院長はその後次官などに昇進することの多いポストですが 私大出身者です。 現在の幹部が入省した頃は、採用の時点で既に、数の上では東大(とくに法学部)が圧倒的に優勢な時代なので、 幹部の多数がそうであるのは無理からぬところです。しかし、官僚の人たちは一様に 「入ってしまえば出身大学など関係ない」という趣旨の話をしていますし、それは感覚的にも正しいと思います。 局長以上の幹部については、新聞の人事情報などを見ていると出身大学つきで紹介されていますので 参考にしてください。
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