公認会計士の就職について。

Question

公認会計士の就職について。いま１９歳（大学１年生）で公認会計士を目指し始めたのですが、会計業界の就職状況について詳しい方、教えてください。

１.東京の４大監査法人（新日本、トーマツ、あずさ、あらた）へ就職するには、どの程度の学歴と年齢の水準が求められるか？（私は関西の関関同立の学生で、一発合格なら２１歳時合格、二年目合格で２２歳時合格）

２.上記１で挙げたところ以外の監査法人へ就職するには、どの程度の学歴と年齢の水準が求められるか？

３.関西の大学の学生が、東京の監査法人に就職できるか？

４.会計業界の就職難は、今後どのようになっていくのか？

いろいろと情報を集めて、MARCH・関関同立レベル以上の大学卒・在学中に合格で大手４大監査法人に就職できる、という認識を私自身はしていますが、正しいかどうか分からないので質問してみることにしました。

回答よろしくお願いいたします！

補足

回答して下さった方、ありがとうございました。参考になります。

Answer 1

一般に学歴は重視しないと言われています。学閥も無いようですし、実力主義の世界です。
なので、理論的には論文試験に合格した人なら大卒でも高卒でも関係なく就職することは可能です。

ですが日本は今、不景気です。不景気で顧客（監査対象になる会社をさす）が減少しています。
契約金も不景気のため、多くもらうことができません。そうなると、人を雇いたくても雇えません。
なので、学歴や年齢は関係ないといわれていますが、実際は少し関係します。

質問者さんが監査法人に就職することを前提に話を進めますと、

１、２、３番は問題ありません。
4番は日本の景気に大きく左右されます。今後余程の好景気にならない限り、上向くことは無いと思います。

ただ、大手も中小もほかの業種の会社にも言えることですが、若年者のほうが有利であることは変わりません。

なら、若ければ採用するのかと言われると一概にそうとは言えません。（不景気なので）

質問者さんは実際に就職するまで時間があります。資格試験合格後でもかまいませんので、
余った時間でバイトをして社会経験を積んだり、これから会計業界でも必要になる英語などの語学学習やPC（最低限ワードとエクセルは使えるようにしよう）スキルの習得や他の同期の人間には無いスキルを磨く。
（場を和ませることや盛り上げるのが上手とか）などして差をつけることができればさらに入りやすくなると思います。

あとは監査法人でもどんな職種につきたいか考えてみるのもいいと思います。
ただ単に監査人を目指すのもいいですが、英語が得意なら国際会計に携わる仕事とかコンピュータに精通しているのなら、システム監査人を目指すのもいいかもしれません。
これらの人員は、貴重な人材ですし、他の会計士でも精通している人は少ないと思いますので、法人も手に入れたいはずです。
さらに今後の社会にはなくてはならないので、監査法人にも入りやすくなると思います。

監査法人以外にも会計士には仕事はたくさんあります。（企業で働く企業内会計士や内部監査人など）
今からでもいいので、

自分は入社したらどんな会計士になりたいのか。
会社でどんなことができるのか。それには何が必要なのか。
将来はどういった道に行くのか。

ということを大体でいいので考えてみてください。

企業が求めているのは、優秀な人材です。

頑張ってください

Answer 2

今年度の試験合格、大手監査法人内定者です。

今年就活をしてみて感じたことを根拠に書くので、参考にしてください。景気次第でいくらでも変わるので、あくまで今年の話ってことで。

>>１.東京の４大監査法人（新日本、トーマツ、あずさ、あらた）へ就職するには、どの程度の学歴と年齢の水準が求められるか？

4大に内定もらった友人や知り合いがけっこういます。学歴は、在学中合格ならマーチ以上、既卒なら早慶が平均ですね。既卒マーチは、コミュ力とかハッタリ力とかあって、話すの慣れてるって人しか内定出てない感じでした。

>>２.上記１で挙げたところ以外の監査法人へ就職するには、どの程度の学歴と年齢の水準が求められるか？

中小の監査法人は、とっても1～5人とかでほとんどサンプルが無いのでよく分かりません。ただ、中小も就活してて思ったのが、法人ごとのカラーがすごくはっきり分かれてるってことです。多分、学歴よりもその人の空気や雰囲気みたいのがバシっと合わないと、内定出ないっぽいです。これは生まれ持ったもので、もうどうしようも無いよなって感じですね。まあ最低マーチは無いと書類で弾かれると思いますけどね。

>>３.関西の大学の学生が、東京の監査法人に就職できるか

就活の為に関西から東京に出て来てる人に何人も会いましたよ。彼らいわく、関西は枠が少なすぎて話にならないそうです。面接日程は本当にギチギチで密集してるので、何日か東京泊まって就活してました。

>>４.会計業界の就職難は、今後どのようになっていくのか？

まだ働いてないので何とも言えませんが、景気回復とともに求人数は徐々に良くなっていくんじゃないでしょうかね？ただ、未就職の滞留合格者が多いので、実質的に買い手市場なのはしばらく続きそうだなと思います。あと、監査法人も08年みたいに適当に人を採るってことが無くなったので、ちゃんと人柄とか評価してくれるし、戦略的に就活すれば勝機はあるかと思います。

ちなみに私は早慶既卒23です。