解決済み
ドラマのシナリオライターって実際どのような方法で台本を書いていらっしゃるのでしょうか? 実際に活動されている方、スクールに通っておられる方など、詳しい方がいらっしゃればザックリと教えて下さい。
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日本のドラマに絞って回答させていただきます 脚本家によって方法は様々ですが ○最初の設定 ストーリーのほとんどを脚本家が考えるのですが、日本のドラマの場合、大概は主役級の役者が既に決まっていて、「○○さん主演で刑事モノで」みたいにジャンルまで指定される形でテレビ局から依頼が来ます。そこから「主人公がどんな設定で、どういう色のドラマにするのか」というアイディアを出していきます。 もちろん脚本家がゼロから考えて企画書を出す場合もあれば、プロデューサーなどと話し合いながらどんなドラマにするかを決めていく場合もあります ※この時(または、シナリオを書く前)に、主人公のプロフィールをかなり細かく設定する脚本家もいます。『Dr.コトー診療所』の吉田紀子さんなんかは、ドラマには出てこない過去のエピソードなども書いたようです。倉本聰さんもそうだったかな ○プロット 設定が決まると、いわゆる“あらすじ”を書いていきます。 おそらく、ほとんどの脚本家はこの作業をやっているはずです。 ただし、脚本家によってどこまで詳しくあらすじを決めていくかは違います。 最終回のラストシーンまで決める人もいれば(←たぶん、あまりいないですけどね)、かなり大まかなあらすじだけでシナリオを書き始める人もいます ○ハコ書き ハコというのは、プロットとシナリオの中間にあたるもので、台詞をまだ細かく書かずに「主人公がどこで誰と何をするか」程度のものが書かれるものです。 ハコには大ハコ(大まか)から小ハコ(細かい)までありますが、どの程度細かくハコを書くかも脚本家によって違いますし、ハコ書きを書かない人もいます(書かない人のほうが多いかも) ○シナリオ で、シナリオ(脚本)を書きます。連続ドラマの場合は、一話ごとに書いていきます。 しかし、初稿を提出しても一発OKにはなりません。たいてい、「シーンの場所を変えてくれ」だのなんだのと書き直されます。 二、三回書き直して、やっと決定稿となります ちなみに、連続ドラマだと、放送される週の三話先ぐらいのシナリオを書いている場合が多いようですが、視聴者の反応を見て脇役の登場シーンを増やしたり減らしたりする場合もあるようです ※ここまで書いといて言うのも変ですが もし質問の意図を間違えているのであれば、申し訳ないです(^^;;
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