ボイラーに使用していたアスベストに関して質問です。

Question

ボイラーに使用していたアスベストに関して質問です。古いボイラーにはアスベストを使用していると聞きます。（断熱材・パッキン等）
古いと新しいの見比べ方はありますでしょうか？
又、家庭用ボイラー等には一切使用されていないのでしょうか？
ボイラー等を受入処理している会社で、受入基準が明確でなく大変困っております。
持込されるお客様にも納得して頂ける説明方法も含めてご回答を宜しくお願いします。

Answer 1

まず、ボイラーに使われている可能性のある部分ですが、

１．温水タンク周辺の断熱材
これは、おそらく殆どはロック・グラスウール系になっていると思います。よく見かける材質と違う場合（石膏のような塗り材など）は要注意です。

２．パッキン
明らかにゴム系の物は大丈夫でしょうが、布状、ボール紙状、繊維質のプラスチック状の材質については、アスベスト含有材の可能性があります。

３．配管断熱材
これも、ロック・グラス系は大丈夫ですが、エルボなど継手部分に塗り材が使われている場合要注意。古いタイプで表面がアルミなどではなく、布や紙が巻かれている場合で、この部分にアスベストが含有していることもあります。

４．配線断熱材
内部に使用されている配線の保護用に、布状の材質が巻かれている場合、アスベスト含有品の可能性があります。

資料ですが、規模は大きいですが下が参考になると思います。パッキン類など画像が多いです。
http://www.env.go.jp/air/asbestos/litter_ctrl/manual_wtd/index.html

また、家庭用だからといって、アスベストを使用していないということはありません。下が一例ですが、とりあえずはメーカーの情報は確認したほうがいいですね。
http://panasonic.co.jp/eco/users/info1_03.html
http://www.chofu.co.jp/important/20051003.html
http://www.corona.co.jp/news/index_as.html

アスベスト含有材と代替品との区別は難しいことも多いので、判断できない場合は分析が必要です。