解決済み
弁理士試験勉強方法 旧帝国大学で博士号取得、現在研究開発職1年目です。弁理士の勉強を受験機関に通わずにするつもりですが、勉強の始め方が分かりません。 今は特許庁のホームページからダウンロードできる、知的財産権制度入門というテキストを読んでいます。 どのように始めたらいいのでしょうか? 初学者にお勧めのテキストがあれば教えてください。
tamonyamaguchi1942さん、ありがとうございます。 「解説 特許法―弁理士本試験合格を目指して」と平行で「弁理士試験対策 口述要点整理集―産業財産権四法」を読むということですが、青本はこの前に読んでおくべきなのでしょうか? それとも最初の一冊目として「解説 特許法―弁理士本試験合格を目指して」をやるのでしょうか?
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博士号をお持ちでさらに弁理士の勉強とは敬服いたします。 基本的には、合格を目指すのであれば受験機関をお勧めいたします。しかしながら、敢えて書籍を紹介するとすれば、短答試験段階で 解説 特許法―弁理士本試験合格を目指して (現代産業選書―知的財産実務シリーズ) [単行本]江口 裕之 (著) をお勧めいたします。予備校LECの入門講座をほとんどそのまま本にしてくれている点がいいと思うからです。 次に、これと並行して 工業所有権逐条解説 発明協会 弁理士試験対策 口述要点整理集―産業財産権四法(特許・実用新案・意匠・商標)〈平成22年度版〉 [-] GSN (著) をやることをお勧めいたします。いきなり口述かと思われるかと思いますが、条文の基本的部分、青本の知識の確認に最適です。 次に判例を覚える必要がありますので 知的財産法判例教室 [単行本] 正林 真之 (監修) は、覚える点がわかりやすくまとめられてより良書だったと思います。 論文に関しては、 特許法・実用新案法 (弁理士試験論文マスターノート) [単行本] 正林 真之 (監修) と論文アドバンステキストをお勧めいたします。短答合格レベルまで来たらご自身で選べる段階にいらっしゃるとは思いますが。 などと申し上げてきましたが、昨今ブログ等で勉強法等紹介してくれていると思います。その中でも下記の方のブログは素晴らしかったと思います。人間的にも学力的にも申し分ない素晴らしい方だと思います。よかったら参考にしてみてください。 http://golferpa.blog.shinobi.jp 補足 あくまで私が考える順番について、もう少し詳しく述べさせていただきます。上記に加え、四法対照法文集(PATECHがいいとは思います)をお勧めいたします。書き込む法文集として最適です。こうなると、書籍に加え、勉強法になってしまいますが。 1.江口先生の本には、まず特許法1条、2条、25条、29条 と特許法を勉強するにあたり王道といわれる順番でご説明されています。この1条の話を読んだ後に、該当する条文の青本をチェックする。江口先生の本にはなかった、または理解できていなかったポイントを青本に線を引くなり、法文集の余白に書き写す感じで。。 2.青本を読んだ後に 口述対策本を解いてみる(29条~)。文言を覚えるのは論文試験後でいいので、うるおぼえ程度で答えれれば最初はいいと思います。条文一つにつき 一問一答問題10個くらいです。 3.該当する条文の短答過去問をやってみる といったところだと思います。 青本は、最初から通読するのはかなり苦痛です。最初は辞書がわりにし、論文試験合格発表後に口述まで3週間程度ありますので、そこで一気に読みこむなど一定レベル以上になってから読破すると最も効果的であると考えます。 追記です。昨今は弁理士試験は簡単になったともいわれますが、短答、論文、口述の単体の難易度はあがっています。短答に1年、論文に1年費やすつもりでじっくり焦らずやることをお勧めいたします。あとさらに、意匠・商標・条約・著作権・不正競争防止各法は実はかなり特許法に準拠して(条文は逆に特許法が準拠している)いるので学びやすくなると思います。 勉強量でいえば 特許10:実1:意匠3:商標5:条約2:著作1:不競:2くらいです。こちらの書籍は、、BASICテキストや各アドバンステキストだと思います。自分がLECだったものでLEC一偏等なのですが。
なるほど:2
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