解決済み
公認会計士試験合格後の就職については別の方が触れられていたので省略します。 私は試験に合格できるか という点に的を絞ってお答えします。 まず公認会計士・監査審査会のホームページの合格者調べ平成21年分を見て下さい。 http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_21.html 全体 受験生21,255人 合格者2,229人 内会社員 受験生3,060人 合格者84人 ”内会社員”といっても、合格した年に会社に在籍していたというだけです。 学生時代に殆ど出来上がっていて、たまたま就職した年に合格した人から、会社に入って勉強をスタートして合格した人までさまざまでしょう。 この数字を見て、多いとみて可能だと思うか、少ないとみて不可能だと思うか、それはあなた次第です。 もちろん圧倒的に合格者が無職と学生という試験で働きながら合格するのは困難であることには間違いありません。 この試験短期集中型といわれてます。 この意味は2つありまして、「短期でも合格できる」という意味と「短期で無いと合格できない」という意味です。 5年10年と積み重ねて合格できるものではありません。その点、会社員はエネルギーを集中できないので大変不利です。 実は、私自身は、経理に配属されたことをきっかけに30過ぎに初めて借方貸方という言葉を知り、そこから会社に在籍したまま合格した者です。私も大変苦労しました。平日は夜9時くらいまで残業する職場で、隙間時間を見つけギリギリの合格でした。
試験合格に関して言えば不可能ではないと思います。 しかし、受験する人の大部分は学生または無職であるため、結構大きなハンデがあることは承知してください。 実はここからのほうが重要かもしれないですが、無事試験に合格したとして、一般的には監査法人に就職を希望されると思います。実務要件(監査法人でなくともよいのですが)を満たした後に公認会計士協会が実施する修了試験に合格することで、晴れて公認会計士の資格という運びになります。監査法人の就職ですが、これが現在の状況では大変厳しく、3年ほど前であれば試験合格をすれば、イコール監査法人への就職という状況だったのですが、どこも大量採用の付けが回り、試験合格よりも監査法人への就職のほうが厳しいともまことしやかに言われています。 もちろん監査法人への就職以外にも選択肢はあるかと思いますが、一般事業会社への就職も独立開業も実務経験があってこそのなので。。 採用にあたっては①若さ、②コミュニケーション能力、③英語力が高い水準で要求されます。質問者さんは社会人として働きながらということなので、試験合格時の年齢によっては、就職問題がネックになるかもしれません。 試験自体も当然簡単ではないですので、より情報収集を行って、慎重に判断されることをお勧めします。
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