中学校美術教師になるには、大学で、あなたの卒業に必要な専攻の科目とは別に「教職課程」(中学校の教職課程)で所定の単位を全てもれなく修得し、4年生の初夏頃に出身中学校を主とするところへ「教育実習」に行き、「第1種中学校教員免許(美術)」の資格を得、各都道府県もしくは各市町村の教育委員会、もしくは各私立中学校の教員採用試験を受けて合格する必要があります。 美術は、高校では選択制ですが、中学校は義務教育なので高校よりも学校数が多く、また、美術も生徒全員が履修するので、高校よりは門戸が広いのは事実でしょう。ただ、学校数は非常に少ないですが、高校の美術科やデザイン科といった専門学科には美術の先生は普通科の学校よりは多いですね。 ただ、高校(普通科・専門学科両方)・中学いずれも美術教師は狭き門であるのは事実ですね。中学校でも、1~2人という所がほとんどですし。 ですから、教員採用試験のチャンスを拡げるには、「第1種中学校教員免許(美術)」のみならず、高校の教職課程もあるのなら「第1種高等学校教員免許(美術)」も同時にとっておいたほうがいいと思います。 小学校の場合、あなたの大学の教職課程に小学校教職課程がない場合、通信教育などを利用して独学で「小学校教員資格認定試験」の勉強をし、この試験を受けて「第2種小学校教員免許」の資格を得、教員採用試験を受験する必要があります。 ただ、小学校の場合、図画工作専門とはいかず、やはり全ての教科を教える必要となるのは確実です。 あなたの大学の教職課程をまずよく調べてみてください。そもそも、あなたの大学に教職課程はあるのか・あなたの大学の教職課程では、どのような教員の免許が取れるのか・あなたの大学の教職課程にはどのような科目があり、希望する教員免許にはどの科目を何単位修得する必要があるか などです。ついでに、教育実習を実習先の学校に申し込むのは、3年生のときです。早めの教職対策が鍵を握ります。 1年生前期ならまだ間に合います。仮に1年前期がだめでも、1年後期から教職課程の履修と勉強を始めて挽回することはできます。
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