解決済み
電気主任技術者の資格として認定と試験を受けて取得する方法があるのですが、どちらのほうが価値が高いのでしょうか。また、免状に違いはあるのでしょうか。
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(価値について) 個人や企業の判断で異なるため、一様に評価できません。 免状の取扱範囲において、認定・試験における違いはありません。 少なくとも1種・2種を認定取得する場合は、3種は試験取得していて当然という風潮があります。 認定取得の場合は書類作成や口頭試問も非常に細かく実務を問われるため、要件を満たしているだけでは合格は難しいです。 大概、2・3回以上は経済産業局に通うことになります。そのほか、社長印や関係書類の準備があまりにも面倒くさいので、試験取得が楽という方もいるくらいです。 (免状の違い) 試験合格と認定取得では、免状番号の頭文字のアルファベットが異なるため、どちらで取得したかは容易に判ります。 職場にもよりますが、「3種ならば試験合格」は必須といえるでしょう。
なるほど:3
今年3種の免状を認定で取得しました。 基本的には先に回答された方々と同意見なのですが、 認定についての内容を・・・ 求められる実務内容そのものについてはそんなに厳しい条件ではありません。 ※月次、年次点検を保安法人に外部委託している常駐の設備管理でも、 定められた内容の実務であれば認定されます。 正確には、 実務内容に対応した証拠書類(点検表の写し等)の提出を求められる為、 提出書類の内容について厳しいのです。 また、対象設備(機器)のリストアップと書類の作成を全て自分で行わなければならない為、 設備の規模によっては、試験勉強した方が楽な場合も有り得ます。 必要事項は大きく分けて4つ 「1」各種証明書類 出身学校の卒業証明書、単位修得証明書(電験用)、住民票の写し(本籍記載) ※単位修得証明書については、書式が違うと受け付けてくれないので注意。 「2」実務経歴証明書 文章内文字の誤字脱字は1字でもあれば・・・ ①証明者(社長等)の証明印をもらう前の場合、そのページは作り直し。 ②証明者(社長等)の証明印をもらった後の場合、その箇所に証明者(社長等)の訂正印が必要。 「3」内容通りに仕事をしたという証拠の提出(点検表の写し等) やってもいない事を書き込むと、ここで終わってしまいます。 「4」担当技官からの実務内容についての質問等 基本的には本当に提出書類の内容で実務従事したかを確認する内容の質問。 又は、全停電時の対応等、有事の際の対応方法や機器間連携についての質問。 ここで答えられないと申請は厳しくなると思います。 ※私は全ての質問に問題なく回答しました。 関東の場合 ①申請の日時予約をする(早くて1ヵ月後)。 これを役所からは、「申請」ではなく、「下書きの提出(確認)」と言われる。 ②予約した日時に窓口に行く(併設されている座席に座っていれば呼ばれる)。 1回目の場合、上記「1」~「4」の確認作業が主になります(特に「1」)。 実務経歴証明書の内容を細かくチェックしながら質問と訂正の指摘が交錯する。 ※質問に答えられないと、実務そのものが疑われるので注意。 ※指摘の内容はその場でメモを取り、即日訂正するくらいのつもりで。 ※実務内容に応じた点検表等のコピーの提出を求められる。 次回の予約を取って(早くて1ヵ月後)1回目は終了。 ③予約した日時に窓口に行く(2回目以降) 主に実務経歴証明書の内容のチェックと質問、訂正の指摘(あれば)。 ※ここで注意したいのが、毎回同じ役所の人間が担当する訳ではない点。 当然、前回OKだった部分が指摘される事があります・・・ が、そこでキレたら終わりですので、ぐっと我慢です。 最終的に内容に問題が無ければ(又は訂正内容が軽微であれば)、 担当技官に「次回は最終提出で良いですよ。」と言われ、 実務経歴証明書の製本の仕方を教えてくれます。 ④最終提出 実務経歴証明書の製本が終わり、証明欄に証明者(社長等)の証明印を受けたら、 役所の電話して「最終提出の予約をしたい」と言う(平日なら殆んどいつでもOKみたいです)。 約束の日時に行き、再度全ての書類のチェックを受け、問題が無ければ、 6600円分の印紙を免状交付申請書に貼って提出、受理されます。 その後、資格審査を経て(3種もあります)、問題無ければ約3ヵ月後に免状が書留で届きます。 私の場合は、下書き提出2回+最終提出の計3回で受理されました。 (実際にかかった期間は、書類作成約1ヶ月+(初回提出から)1ヶ月と1週間) 勿論試験で取得した方々の苦労も(現在2種の勉強をしているので)分かりますが、 ここまでの内容を(基本的には)1人で行わなければならず、 認定は認定で大変な部分もあるのです。 免状の効力について、試験合格、認定の差異は無い訳ですから、 結局は、その現場に求められる実力が本人にあるかどうかだと思います。
なるほど:2
価値が高い・低いという話をするのは偏見かもしれませんが、私が見た中では年配者の方が多いような感じがします。 ようするに「昔自分が寝る間も惜しんで勉強して一発で合格した」というプライドでしょうか? もちろん、電気主任技術者試験自体が難しい試験ですからそれを合格した方の知識は高いものがありますが、認定で取得するには実務経験が必要なのと、たしか2種以上の資格は認定申請したあとに経済産業省の資格審査が行われるので、やはりそれ相当の知識が必要です。 (3種は無かったような気がします・・・ちょっと覚えていません、ごめんなさい) 就職している会社として、また電気主任技術者を必要としている建物のオーナーさんからしたらどちらで取得しても価値は同じですよ。
なるほど:1
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