回答がつかないようなので…… 手話自体はあまり変わっていませんが、手話に対する考え方がだいぶ変わっています。指導方法も変わりました。 今では、日本における手話を「日本手話」と「日本語対応手話」に分ける考え方が広まっています。この考え方自体は 20年前にすでにありましたが、一般には広まっていませんでした。従って、当時の手話指導は日本語対応手話を教えるものになっているのが多かったのです。 どう違うのかというと、日本手話はろう者が伝統的に使っている手話、日本語対応手話は日本語の文章どおりに手話を表現するものとなっています。手話の単語自体は同じものを使っていますが、手話表現の仕方がずいぶん違うんです。 日本手話を使うろう者にとっては、日本語対応手話は不自然なものに見えてしまい、意味がつかみづらいのです。 ではなぜ日本語対応手話なんてのができたのかというと、中途失聴者や手話を初めて学ぶ健聴者には、すでに身についてる日本語どおりに手話を並べればすむわけで、とっつきやすいからなんです。 これは日本だけの話ではなく、他の国にもある話です。中途失聴者や手話を初めて学ぶ健聴者はどこの国にもあり、伝統的な手話でなく母国語に寄せた文章通りの表現になりやすいのです。 アメリカでは、さらに細かく四種類ぐらいに分類しているそうです。 ただ、手話研究者によっては「日本手話」と「日本語対応手話」を対立する概念とは見ない人もいます。手話を学んだばかりの人にとっては熟練すれば日本手話に近づくもので、日本語対応手話はその途上の姿に過ぎない、という考え方です。 今のところはこの考え方は一般的なものになっていません。なので、手話を教える現場では「日本手話を教えるべきだ」という考え方が強くなっています。 「YouTubeとかで勉強したほうがいいですかね?」 独学はお勧めしません。 日本語や英語のような音声言語とはまるで勝手が違うものなので、独学では手話は身につきません。自分は独学で手話ができるようになった人なんて、一人も知りませんよ。 独学ですまそうとすると、本当の手話とはずいぶん違うものになってしまい、人には通じないし相手の手話を読み取ることもできません。 「本当は市の手話サークルに入りたいのですが、募集が無いのです。」 ……? 手話サークルはべつに募集なんてかけてませんよ。入りたいときに入れるはずです。 言おうとしてるのは、手話講習会ではないでしょうか。 手話講習会と手話サークルは別物です。 住んでいる市に手話講習会がない、としても隣の市とかにはあるかも知れません、申し込めば受けてくれるはず。近くにないとしても、県単位の手話講習会があるはずです。 この辺の情報は、地域の社会福祉協議会に問い合わせてみてください。
そうだね:1
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