メーカーの生産技術職は、簡単に言うと、 「商品を作るときの生産性を上げるためにいろいろ考えている仕事」 ということで…

Question

メーカーの生産技術職は、簡単に言うと、
「商品を作るときの生産性を上げるためにいろいろ考えている仕事」
ということであっていますか？

Answer 1

自動車メーカで少し前までその職にいました。
相当ざっくり言えばそういうことです。

具体的には、
・設計部門は量産性を考慮せずに考えてくるので、生産性を考慮した使用を設計部に提案して協議しあいながら設計仕様を構築する。
・設計図面の絵を製品にするためにどうしたらよいかを検討する。
製品はたいてい機械で作ります。安全に高品質で安定して安くたくさん作るためにどういう生産設備にしたらよいかを考慮し、設備メーカなどと打ち合わせをし、会社に企画書を提案して稟議を通し予算承認を得て設備を購入。
・社内に導入し、立ち上げて現場に渡す。

こんな感じです。
生産技術は広い知識を要求されるため新卒で配属されることは少ないと思います。
たいていは研究実験部や設計部などに先に配属されある程度経験を得てから生産技術部門に異動します。

今の時代設計だけは全世界どこの国でもできるんです。でもそれを作ることができない。生産技術は日本が得意とするモノづくりの技術の中枢です。