アニメーターの低賃金ややりがい搾取が問題となって久しいですが、中抜きの文化は何故無くならないと思いますか？ それに電通…

Question

アニメーターの低賃金ややりがい搾取が問題となって久しいですが、中抜きの文化は何故無くならないと思いますか？
それに電通等広告代理店の報酬は妥当だと思いますか？
貴方の意見をお聞かせください

Answer 1

まず正しい情報、データを基に話をしないと
単なる都市伝説、陰謀論のようになってしまう。

アニメーション制作者実態調査2023
https://www.janica.jp/survey/survey2023Report.pdf

Answer 2

日本に教育設備が整い始めた頃から中抜き文化が始まったんではないでしょうか。昭和40年代後半から昭和50年代にかけてです。この世代に学生を卒業し始めてから中抜き文化が始まったんでしょうねえ。

高温多湿の
豚肉を十分に加熱しないで食べれば食中毒の原因になるのに十分に加熱する考えが教育設備が整うと同時に取り違いが起こり十分に加熱しないで食べようとする文化が浸透してしまったんでしょうねえ。今では中抜き行為は公私問わず当たり前になってます。 人間がそれだけ賢くなった事もあり得るでしょう。

アニメでも本気でやればうまく行くでしょうけどね。アニメもニッチな世界何でしょうねえ。

Answer 3

低賃金でも労働者が納得できれば合意できていることになります。
労働内容に対して賃金に納得できない人は、その仕事には就かない、仕事には就いたが途中で納得できなくなったら辞める、という選択ができます。

もし低賃金のせいで労働者が集まらず仕事が進まない状況になれば、雇い主は賃金を上げて労働者を増やします。
賃金を上げなくても労働者が確保できれば、雇い主は賃金を上げる必要はありません。
雇い主側と労働者側のバランスが取れれば良いことになります。
アニメーターに限らず、どんな仕事でもこの仕組みで成り立っています。

そのため、労働者が集まりやすい仕事ほど、低賃金になる傾向があります。
アニメ関係の仕事は、あこがれて希望する人が意外と多く、そのため低賃金でも雇いやすくなり、雇い主から見ると賃金を上げる必要はない、という判断になります。
例えば、過酷な肉体労働、危険を伴う仕事などは、高い賃金を出さないと労働者が確保しづらいため、経験不足の新人でも賃金が良い傾向があります。
これでバランスが取れていることになり問題はありません。

会社は、従業員に高い賃金を払うことが目的ではなく、多くの利益を出すことが目的ですので、経費の割合が高い賃金の支払いは最小限に抑えようとします。
労働者が確保できるギリギリの賃金に調整されることになります。
賃金の仕組みは、どんな仕事でも共通していることが多く、必要以上に高い賃金を払う会社はありません。

そのため可能な限り中抜きして、少ない賃金でも多くの仕事をこなそうとするのは、会社（仕事の発注者）としては腕の見せ所です。
人件費を抑えることは、利益を出すために重要なことだからです。
違法な手段に手を出さなければ問題ないことになります。

Answer 4

誤解してる人が多いですが、中抜き（中間搾取）問題とアニメーターの低賃金ややりがい搾取は実は関係ありません

と言いますのも、そもそもアニメへの出資は株でもやってたほうがマシなレベルで「儲からない」からです
アニメーターが低賃金なのはそもそも「アニメは儲からないから」というだけの話です
中抜きとかは関係ないです
そもそも「儲かってない」ので、中抜きしようがないのです

こう言うと、鬼滅とかの大ヒットアニメは儲かってるじゃないかと言う人がいますが、実は儲かってるアニメは全体の２割ほどしかなく、８割のアニメは赤字になっているんです
つまり８割のアニメにおいては「出資者は損をしている」状態になっているんです
中抜きどころか損してるんです
でも、残り２割のアニメのヒットによって得た利益で、その損失分を補填できているから、アニメ業界はなんとかやっていけてるわけです
儲かってるアニメの利益で中抜きしてるように見えて、実はそれは赤字になった分の補填に使われてるだけなので、アニメ出資社は実は大して儲かってないのです
全部プラマイしてなんとか黒字になる程度にしか儲かってないのです

しかし、ここでアニメーターの人権費を上げてしまうとどうなるかというと、今まで２割は黒字だったアニメの中で、赤字になってしまうものが出てくる
元々赤字だったアニメはもっと損失が大きくなる
すると、ヒット作のアニメの利益分でも赤字を補填しきれなくなって、アニメが産業として成立しなくなるのです

つまり、アニメーターが低賃金なのは、アニメーターを低賃金で雇うことでギリギリ何とか黒字になる程度にしかアニメ業界が儲かっていないせいなのです

したがって、アニメーターの低賃金問題を解決するためには、アニメを儲かる産業にする必要があります
せめて作られたアニメの半分が黒字になるくらい儲かるようになれば、アニメーターの賃金も改善されるでしょう
近年はアニメの海外需要も増えて市場が拡大し続けていますので、この調子でアニメが儲かるようになれば、アニメーターの低賃金問題も改善されることが期待できます