解決済み
レジャーダイバーだって、BCを使い始めたのは確か40年くらい前で、それまではみんなハーネスで潜ってました。 確かに浮力調整は出来ないんですけど、今よりも少なめのウェイトを着けて水面ではプラス浮力、ヘッドファーストで無理やり潜降し、7~8m潜ると落ち付くって感じでした。 当然ですけど安全停止は出来ません。 って言うか、そういう概念も用語も有りませんでした。 減圧停止は有りましたけどネ。 で、そのまま深度を下げるに連れてマイナス浮力になり、潜れば潜るほどオーバーウェイトになるんですけど、一応奥の手が有って、アンカー付近その他判り易い所にウェイトを半分ほど置いておいて、帰りにそれを拾って帰ればそれなりに浮力調整は出来ました。 でも、帰って来たらウェイトが無くなっていたり、置き場所がわからなくなったりとか、笑えないミスが多々有りました。 もうひとつはそういう心配が無い、私がいつもやってた方法ですけど、エアブローガンでロクハンの袖口から給気して背中にエアを貯めるってワザで、特に寒い時期には快適でもありました。 でも、40年ちょい前くらいから「BCを使いましょう!」という機運が盛り上がったって言うか業界が主導して、私も早速乗せられて買って使った所、使い方を教えてくれる人も居なかったので操作を間違い急浮上、減圧症になり掛けました。笑 余談ですけど、購入したBCには小さなCO2カートリッジが入っていて、紐を引っ張ると一気にBCが膨らむシステムで、間違って引いて急浮上するダイバーが続出したせいか、数年であのCO2ボンベは無くなりました。 「オクトパスを着けましょう。」も確か同時期だったような気がします。 で、海猿さんたちや職業ダイバーの多くが未だにハーネスで潜っているのが現状ですけど、はっきり言って日本の職業潜水は石器時代のままなんですよ。 諸外国では(全部では無いかもですけど)レスキューダイバーもコマーシャルダイバーもBC着用が必須で、日本はホント、遅れていると思います。 海猿さんたちや職業ダイバーの多くは、BC着てると狭い所に入り難い、長いオクトパスは引っ掛かるから邪魔とか、わけのわからん理由で未だにジャックイブクストーの世界から脱して居ませんけど、日本潜水機のTAS2 SAR6のような体側からはみ出さない殆どハーネスなBCも有りますし、オクトパスだって、オクトパスインフレーターやショートホースの自分用オクトパスを使えばどこにも引っ掛かったりしません。サルでもわかる? 映画だったかTVだったか、海猿で、潜水士が水面で要救助者を抱えて必死にフィンキックしていたシーンが有りましたけど、BCを着ていたらヘリの吊り上げをのんびりと要救助者と談笑しながら待てるのに、BC着とけよって、ひとりで突っ込み入れてました。 ってことで、BCは無くても何とかなるって言うか、平時は困りはしないんですけど、未だに使わず潜ってる業界人たちは頭がネアンデルタール人のままなんですよ。 でも、水中作業の現場では発注元の指示で「この現場ではBC使って下さい。」ってことも有って、クロマニヨン人くらいには進化の兆しも見られます。 あ、ドライスーツ着用時は別ですよ。 ドライスーツだけで浮力調整出来ますし、水面でのプラス浮力も作れますから個人的には今でもBC要らんやろって思っています。
なるほど:1
ありがとう:1
基本的にハーネスで潜りますがその状態によってはBCDを使う場合もありますよ。 昔、保安庁に器材納入の見積もりを出してほしいと言われた時にBCDも 入っていたことがありました。
自分の肺で浮力調整します。
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