首都圏の私立大学工学部機械工学科(夜間部)卒業後、東証プライム上場企業の輸送機械メーカーに技術系総合職として入社しました。所謂Fラン大学ですので、学生課で先輩達の就活記録を読み漁りました。昼間部でも東証プライム上場企業入社は難しいので、就活報告会で講演しました。紆余曲折あって40過ぎで業界最大手の輸送機械メーカーの設計部長に誘われてIターン転職しました。今は国際標準化機構の鉄道専門委員会鉄道車両分科会の作業部会委員も兼任しており、先日卓越した国際標準化活動組織として表彰されました。年収も休日日数も文句無いですが、周りは旧制帝国大学、早慶、東工、一橋等ばかりで学閥もあります。大企業に入社したければ、こんな環境でも涼しい顔で過ごせなければなりません。勿論、周囲から雑音は入りますが、設計部長に誘われ、入社試験を受けて入社したのですから、堂々としていれば良いのです。
Fランというわけじゃなかったけどな。 しかし、私は大企業には入れたし、やりたい仕事もしたいようにやらせてもらえた。これは非常にありがたかったな。自慢めいた表現になってしまうのは不本意だが、しかし世界的にみてもほとんど知らない人などいないブランド名のお陰で仕事自体も大分やりやすかった。このこともとてもありがたかった。 採用を検討している人事は君の今までの「生きざま」や、進学したことによる成長の成果を見ている。だからそれらがダメだったということなら、今さらどうジタバタしてみたところでムダだ。入試偏差値が相対的に高い大学に入った人が、必ずしも就職で選考上有利になるというわけではない理由はここにある。
高校の時から行きたかった第一志望から先日ご縁がありました。 大企業というよりは大きめの中小企業のが近い感じですが、利益率の高いところです。 私の就活は確か15社ほどエントリーしたのですが、実際には何社かの不採用通知があり、結局内々定は3つで終わりました。 業界にもよりますが、エントリーシートの時点でアウトだったのは精々2.3社で、ましてや同じレベル帯の大学の人がそれらの企業のエントリーシートを通ったと言うのを知っています。 なのでフィルター思うほど無かったかな?というのが体感ですが、ある所はあると思います。 不採用続きや内定がなかなか取れないというのはやはりエントリーシートの内容や面接の質などが一番大きいと思います。なので、大学の就活センター的なのに足を運びまくってとにかく面接を中心に対策しましょう。うちはそうでしたが、zoomでも面接対策とか出来るので家から出れない場合はこういうのもとことん試してはどうでしょうか? 面接とかエントリーシートは決してマイナス・ネガティブなことは言わない、書かないように心がけた方がいいです。 また、SPIとか適性検査はそんな難しい問題はないのでとりあえず常識的なのを覚えてください。 それで最後に、高望みしすぎないことです。 下手に高望みしすぎると内定0のまま就活が終わるって大学生も少なくないです。(特に偏差値低いとこですが、中堅大学でも普通だそうです) 無理に大卒しかいないところにこだわらず、専門・高卒の方も働いているところも受けといた方がいいと思います。 高卒で働けるとこなら大学行った意味ないだろとは思うでしょうけど、一応卒業したら大卒資格は取れますし、その人が高校卒業時でその企業に入れたかと言われれば分かりませんしね。(特に25卒の方だと高校就職の時はコロナ真っ只中でしたし)
先ずはネットで「埼玉労働局大卒内定率」と検索して、県内全ての大学を対象にした10月1日現在の大卒内定率を調べてみましょう。 抽出調査の厚労省や文科省の数字と大きく違う事が分かると思います。 ですから、Fラン大学の学生なら無い内定でも全く普通だと思います。 日本の社会は基本的に能力主義社会ですので、大体「優秀な人」(その企業が求める能力を高いレベルで持つ人/期待値を含む)順に良い職に就けます。 Aレベルの人はAランクの企業 Bレベルの人はBランクの企業 Cレベルの人はCランクの企業 …という具合です。 それゆえ、内定が貰いたいなら分相応の企業を受ければ良いのですよ。 それだけの話です。 上記の埼玉労働局のデータを見ても10月1日以降どんどん内定率が上がり、4月1日になると内定率はかなり高くなっていますよ。 つまり、現実の厳しさに直面して巷間蔓延る「大学に行きさえすれば良い職に就ける」等という大嘘に騙されていた事に気が付いて、地に足をつけた就職活動を始めたから内定率が上がったのだと思います。 Fラン大学のHPで卒業生の「主な就職先」(実質最高の就職先)を調べてみてください。 優良大企業など数える程度だという事が分かるでしょう。 そもそも、優良大企業に就職するFラン大学の卒業生は学費免除の特待生が多いのではないかと思います。 繰り返しますが、日本の社会は基本的に能力主義社会です。 駄目大卒は企業から「4年歳食った高卒」(高校新卒より劣る)と見下される場合もありますよ。 只、人生のレースはまだ始まったばかりでしょう。 メンタルボロボロという現状を教訓にして貴方が高待遇な仕事に就きたいと思うなら、これからは努力に努力を重ねて真剣に生きていこうとすれば良いのではありませんか。 最初は低待遇な企業にしか就職出来なくてもそこで頑張って出世するか、あるいは技術を身に付けて優良企業に転職するか、人生を好転させるチャンスなど沢山あるでしょう。 但し、泣き言ばかり言って努力しない人は駄目でしょうけどね。 ※有名な水戸黄門の主題歌を聞いてみたらいかがですか。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る