簿記3級で受講生がよく詰まってしまう箇所は一連の決算手続きの仕訳ですね。 仕入/繰越商品 繰越商品/仕入 とか 費用収益の見越し繰り延べの仕訳とか 減価償却費の計上の仕訳とか。 あとは3級受験生や2級受験生にとっても新しい収益認識基準に関係する先方負担の発送費の仕訳とかはわからないという人が多いです。 仕訳はその理屈を理解する必要があるのに対して、第二問の勘定記入とかは言ってみれば単なる記帳方法のルールを覚えるのに過ぎませんから直前期の答案練習を重ねれば誰でもできるようになる問題です。 (元資格予備校スタッフ) 追記 簿記検定の検定問題の採点はあらかじめ採点対象箇所が決まっていて、その箇所が正解ならば2点とか3点が加点される採点システムです。 ゆえに答案練習を繰り返してあらかじめどこの部分が採点対象になっているのかを把握しておけば部分点を加点することは初学者でもそんなに難しくはありません。 要はこれが本試験でも通用する解法テクニックというやつであり、これに習熟するのも精算表の問題で得点を稼ぐポイントです。
個別論点的にはやはり経過勘定を挙げる人が多いのではないかと思います。 開始記入や再振替、期中の条件変更、決算整理、決算振替、締切記入を絡めた経過勘定関連の勘定記入の問題が比較的難易度が高いような気がしますが、これも考え方がわかっていれば部分点は確実に取れると思います。 精算表はコツを掴んだらそれほど解くのは難しくはないと思います。 (個々の整理事項等で多少難しく感じるものは出されるかもしれませんが、部分点で稼げればそれでいいのではないかと思います。)
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