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炭鉱夫って、給料はよくて、大人気の仕事だったのでしょうか? 各地の炭鉱の動画を見ました。夕張市を筆頭に当時は、 …

炭鉱夫って、給料はよくて、大人気の仕事だったのでしょうか? 各地の炭鉱の動画を見ました。夕張市を筆頭に当時は、 県内二番目の都市とか炭鉱の麓にできた企業の町とかみて質問です。国内中に炭鉱があって、それぞれに数万から10万の人が 山岳地に移動するんですよね。 この炭鉱夫は、トロッコ運転したり、爆薬を使ったり、掘方を考えたり それぞれが動いてたはず。 山のふもとでレールの積み荷おおろす係りなら、中卒でつとまりますが、 坑内の作業をする人たちは、どんな人が採用されたんですか? 高卒以上で、ある程度の知識がある人を運営企業が技術を授けて 炭鉱に送り込んだのでしょうか?

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回答(5件)

  • ベストアンサー

    昭和の後半の鉱山町に住んでいましたけど、 鉱山で働く人は2種類にはっきり分かれるんです。 本社で採用された正社員と 現地で採用された鉱夫です。 この2つはまったく違う身分で、鉱夫が仕事ぶりが良くても本社採用の正社員にはなれません。 本社採用の正社員というのは、たとえば高専を出ているとか国立大学の工学部出てるとか、そう言うレベルの人たちが東京の本社で採用されます。 この人たちは将来は本社の経営にかかわる可能性のある人たちです。 そしてこの人たちは、大卒の22歳で就職した瞬間にもう鉱夫を20人ほど部下にもちます。そのくらいの身分差があります。 技術的なことはこの人たちが担います。機械に詳しいとか、採掘計画を立てるとか、人事とか。 じゃあ鉱夫はどういう人かというと、当時でまあほとんどが地元の出身で中卒か高卒です。たまに訳ありの人もいました。 この人たちの中には荒くれ者も少なくなく、仁侠映画みたいな全身入れ墨のおっちゃんもけっこういました。 鉱山には社宅の町がつきもので、私が住んでいたところは2千軒くらいの社宅が並ぶ大規模なところでした。 そして本社採用の正社員と現地採用の鉱夫では社宅の広さや作りがまったく違くて、エリアも分かれていました。もちろん正社員の家が圧倒的に広いです。もちろん給料もかなり違います。正社員は要するに一流企業の普通の給料レベルで、鉱夫は普通の肉体労働者の給料レベルです。 なお、正社員には転勤があります。全国の山奥ばかりを次々に引っ越します。それなりに長く現場を経験したらやがて本社に呼び戻されます。 鉱山には閉山がつきものですが、そのとき本社採用の正社員は同じ会社の他の鉱山に転勤になったり本社に呼び戻されたりします。しかし現地採用の鉱夫はクビになります。 これはたとえば、清水建設とか大成建設とかの大手ゼネコンともちょっと似ています。ゼネコンの正社員はかなりのエリートですが、現場で汗だくになって肉体労働する人たちはもちろん正社員じゃなく、下請けとか孫請け企業の社員にすぎません。まあ、使い捨てに近い立場です。 ちなみに自衛隊も同じ仕組みです。 何か月か前に銃を乱射した若者がいましたが、彼らは鉱山で言えば現地採用の鉱夫の立場です。入隊しても「兵隊」をやるだけで、どれだけ功績を積んでも決して少尉とか中尉とかそういう立場にはなれません。 じゃあどういう人たちが少尉とか中尉とかそういうのになれるのかというと、たとえば防衛大学校を出た人とかです。この2つの身分ははっきり違います。 ついでに言うと、太平洋戦争のときに一般国民が「徴兵」されて強制的に兵隊にされましたが、この人たちもほぼ全員が「兵隊」にされました。要するに使い捨てのコマとして使われました。 それを待ち受けている少尉とか中尉とかの軍人は、陸軍士官学校とかの要するにプロの軍人を要請する学校を出た人たちです。 世の中ってそういう仕組みなんですよね。

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  • 軍艦島の見学に行けばよくわかりますが、炭鉱の街って映画館があったり当時としては最先端の電化製品が各家庭にあったり、生活の質は同時代の他都市よりずっとよかったんです。もちろん鉱夫の給料は破格に良かった。 だから鉱夫になりたい人はたくさんいました。 もっとも危険と隣り合わせ。事故を知らせるサイレンが鳴れば、それは自分の夫・父親ではないかと家族は不安な中で帰りを待つ、つまり死傷者が出ることがある程度日常的な世界。だからこそ給料も高かったわけです。 現地で働く人は、本社から派遣された上層部と実際に地下に潜って作業をする鉱夫とに大別されます。本社組は学歴とかコネとか必要でしょうけど、鉱夫は基本体力仕事なのでガタイがしっかりしてれば誰でもできます。 どんな仕事もそうですが、最初は仕事上の知識がなくても現場でやり方を教えてもらってそれを身につけていくものです。爆薬の使い方など知っていたわけではなくても教えられながら身につけていくことはできますよ。1人だけでやる作業でもありませんしね。 特に技術や学歴をもたない人こそ鉱夫としてやってきたと思いますよ。危険な作業の代償としてではあっても、高収入を得るにはうってつけの仕事だったと思います。

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    なるほど:8

    そうだね:1

  • 歩合制。 大人気ではないが誰でも出来て歩合で高収入の人も多い。 高収入なので朝鮮から不法越境して炭鉱夫してた。区別なく歩合。 日本人は戦地に行ったので黙認、赤紙逃れした人が違法越境者に混ざり敗戦まで逃げている。朝鮮人の徴用・徴兵が始まるのは敗戦の年から。 徴用されこき使われというのは韓国の嘘。 祖母の兄が勘当されて炭鉱夫した。祖母曰く危険だが高収入。無理が祟り早くに亡くなったらしい。

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    なるほど:3

  • 給料は良くて 社宅や風呂 福利厚生が良かったけど、三交代で ガス突出や落盤、出水等が起きる 危険な職業でした。 鉱山技師や、電気技師等 事務方の幹部社員は 高学歴でしたが、戦前は、現場で作業に従事する人は、中卒(戦前なら高等小学校卒業)なら良い方で、中小の炭鉱や、正社員ではなく、下請の作業員ならば、小学校もろくに行かず 身体で仕事を覚えた人が多かったです。 トロッコを操るのは 全身刺青の 兄貴分だったりでした。 後は、朝鮮半島出身者の出稼ぎ労働者も多かったです。 (これに加え、徴用工も居ます。) 戦後は、朝鮮人労働者の多くが、離職した穴埋めで、復員兵や 海外からの引き揚げ者等 様々な人が この職に就いてます。 石炭増産が国策で、大量に人が余った 国鉄職員から、応援で 炭鉱に派遣された例もあります。

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