転職を考えています。 30代前半の女です。家庭もあり、子供もいます。 今、小学校教諭をしています。 担任をしな…

Question

転職を考えています。
30代前半の女です。家庭もあり、子供もいます。

今、小学校教諭をしています。
担任をしながら音楽専科をしていました。自分的には仕事量も多く疲れ切っているので、転職を考えています。

地方公務員を受けたいと思っているのですが、教員の仕事と比べた大変さ、メリットデメリットなど教えて頂けたら有難いです。

できれば、どちらの仕事も経験されている方のご意見が聞きたいです。

Answer 1

都道府県の人事で採用担当をやっていました。教員の方を含めて民間の転職希望者からよく相談を受けます。

まず、受験枠としては経験者採用枠になると思いますが、かなりの狭き門です。なぜ公務員なのか、入って何がしたいのか、何ができるのか。一次のペーパーではもちろん高得点が必須ですし、二次の面接では根掘り葉掘り聞かれます。
入庁してからも大変です。教師というのは専門職です。環境、生徒、先生は変わってもやることは基本一緒です。しかし、事務職は数年おきに転職です。事務の基本がない転職組は新卒から行政に浸かりっぱなし組のスピードについて行くのが大変なようです。そこでプライド捨てて新卒くらいの気持ちで年下に指示を仰げるか。これで続くかどうか、使える人間になるかどうかが決まります。
また、教師は定額働かせ放題で残業という概念はないかもしれませんが、まず給料に残業見合いが入らないので下がります。さらに、場合によってはサービス残業、残るなと言われ帰りますが、絶対に持ち帰れません。学校と違い、個人情報の取り扱いは厳密です。私物USBなんか使おうものなら懲戒ものです。

大変さのベクトルは違いますが、大変なのは何の仕事も同じだと思っています。公務員、別に定時で帰れる楽な、暇な仕事ではないですよ。
今の大変さが何なのか分かりませんけど、解決しないかもしれません。

Answer 2

小学校教員です。
以前、転職しようと思って地方自治体の公務員試験を受けたことがあります。

正直なところ、まず受からないのではないかと思います。
私は社会人基礎試験を受け、点は取れたので一次は通り面接に進みました。
ここが鬼門で、面接官に教育長がいました。
教育長には、こちらの素性、事情が全て入っているようで、教員がしんどいから転職すると言う後ろ向きな理由はどうしても不利になります。
なので、受かる確率は低いと思います。

民間に転職も大変です。私は某個別指導塾の面接を受けて内定を貰いましたが、給料は半分でした。給料半分で仕事もしんどい、いいとこなしですね。
給料も年々上がり、福利厚生もしっかりしていて、何より周りが優しい教員を捨てるのは相当の勇気がいりますよ。

教員で子育てしている人は、基本的にじいじばあばの助けがいりますよね。
それが見込めないなら、まずは休職されてはどうでしょうか。
そして元気になってからやってみて、やはり無理そうなら、辞めてパートは可能だと思います。
旦那さんの給料が見込めるなら、パートはありだと思います。
その後、子どもが自立してからまた講師をする。そういうパターンの女性の先生、今までもたくさん見かけました。

どの仕事も大変ですから一概に比べられませんし、教員はかなり恵まれていますよ。
よく考えて決められてくださいね。

Answer 3

大卒公務員採用試験は、30歳までの年齢制限のところが多いので、あなたが受けたいところが30代前半でもだいじょうぶか確認してください。

他に、30代前半でも受けられる「経験者採用」の試験もありますが、社会人の経験を活かして新採用職員を指導できるような優秀な人材を採用するものです。

公務員には、教員のような残業の多さはなく、自宅で仕事をやることもありません。

公務員の仕事は、教員と違い、数百種類の仕事がありますから、「教員の仕事なんて楽なもんだ」と思えるようなヘビーな仕事や、締切に追われ鬱になりそうな仕事から、「毎日定時に帰れて天国だ」と思えるものまで、多種多様です。
転勤により、今までしたことのない仕事をさせられることがよくあります。