調剤薬局事務に勤めて半年ほど経ち、 先日薬剤師の先生から宿題を出されました(笑) 保険や、調剤報酬点数など本当に初心者で…

Question

調剤薬局事務に勤めて半年ほど経ち、
先日薬剤師の先生から宿題を出されました(笑)
保険や、調剤報酬点数など本当に初心者で
その宿題はスマホやテキストで調べながら
しています。

その中の問題で、Rp1 エチゾラム1mg 1T
ゾルピデム5mg 1T
ベルソムラ15mg 1T 分1 1日1回寝る前 28日分

外来服薬支援料2を算定出来ますか？

という問題です。

この様に向精神薬が2種類ある時は
まとめてカウントして1括りにして数えて良いんですか？
調べても出てこなかったので、調剤薬局事務の先輩方お願いします。

Answer 1

調剤薬局で事務をしております。
保険や点数、請求関係のことは覚えるの大変ですよね、とても分かります。

さて、外来服薬支援料2の算定要件は覚えていらっしゃいますでしょうか？
外来服薬支援料2の算定要件は、「2剤以上の内服薬または1剤で3種類以上の内服薬を服用時点ごとに一包化を行った場合」です。

上記に当てはめて考えますと、
同じ服用時点のお薬が3つあるため"1剤で3種類以上"に該当しますね。
しかし、ここで肝になってくるのが先の方の回答にありますとおりベルソムラです。

ベルソムラは光、湿気に弱いためアルミのPTPに包まれており一包化は推奨されておりません。
ベルソムラを一包化するのであれば条件を満たし、算定することが可能ですがPTPのまま交付となると算定はできません。
ただし、ベルソムラは絶対に一包化が出来ないわけではありません。
実際にうちの薬局では一包化し、外来服薬支援料2を算定している患者様もいます。
身体機能の低下によりPTP取り出し困難な患者様へPTPでお渡しするのは服薬アドヒアランスの観点からも好ましくない為です。
そういった患者様へは、疑義照会により医師の許可を得て一包化しお渡しをしています。
一包化をしているので、もちろん算定要件を満たしている場合は算定をしています。
「ベルソムラは吸湿性がある為一包化できないので、外来服薬支援料2は算定不可」という理由で返戻となったことはありません。

このように、お勤めの薬局でのベルソムラの扱いがどうなっているかによって算定できるか出来ないかが変わってきます。
薬剤師さんと処方医の判断によるものですので、聞いてみてください。

「ベルソムラを一包化するなら算定できる、一包化しないなら算定できない」です。

Answer 2

調剤事務です。

ご質問はエチゾラムとゾルピデムのマル向加算を一括りにして良いかどうかが知りたいのでしょうか。外来服薬支援２の算定は他の方が回答して下さっているので割愛します。

マル向加算は１調剤ごとの算定です。
ですので今回はエチゾラムとゾルピデムが同じ日数なので８点のみ算定します。
エチゾラムとゾルピデムの日数が違うのであれば２調剤分算定ができます。

Answer 3

ベルソムラが一包化できれば、3剤となり外来服薬支援料2が算定できますが
、ベルソムラは吸湿性があるため一包化できません。そのため2剤となり外来服薬支援料2は算定できません。