解決済み
編集者希望の大学3年生です。 現在就職活動中なのですが、3年の夏は幅広い職種を見ようと意識してはいても、やっぱり自分の本当に好きな事(漫画や書籍の編集者)を仕事にしたいと思う自分がいます。そこで考えたのですが、契約社員として編集部門で働くor編集プロダクションで働くという選択肢は厳しいでしょうか? もちろんせっかくそれなりの大学に入って新卒カードを捨てるのは勿体無い事だなと思いますし、新卒で出版社に入れるように今後も就職活動は続けるつもりです。ですがもし正社員として入れなかったとしたら、あまり興味が湧かない他業界に新卒で入るより、契約社員として編集者のスキルを積んで正社員or中途採用を目指す方が良いのかもしれないと思い立ったからです。 出版業界の就職、転職に詳しい人に、実際の出版業界の就職の内情などご意見を聞きたいです。
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有名な大学であれば、新卒で入ることも目指せると思いますが、希望していても編集部に配属されるとは限りません。出版社によってはまず営業を経験してもらってから、配属が決まる会社も多いです。それも、編集部に配属されるとは限らず。 5年くらい営業を経験したあとに編集部に配属されるなんてこともありますが、ずっと営業に所属という場合もあります。 契約社員もしくは編集プロダクションで働く選択肢は、本当に編集者だけを目指したいのならありだと思いますが、その道のりがスムーズだとは言い難いかもしれません。 私はたいした学はなかったので、編プロ→ライター→版元契約→準大手契約→正社員という道を辿りましたが、15年かかっています。 編プロ時代の同僚は8割くらい業界から去っているので、運も能力も粘り強さも必要なのかなと。 版元の契約社員と編プロでは仕事の内容が異なります。 契約社員とは言え版元なら正社員と業務内容は大きく変わらないので、企画作りや作家・外部とのやりとりがメイン。編プロは取材や執筆などの現場作業がメインです(基本的に版元の編集者は執筆しません)。 また版元は契約社員からの正社員登用が難しい会社も多いので、気づいたら契約は打ち切り、30歳をこえてしまったというケースも多いです。 最終的にライターやフリーの編集者を目指すなら、現場力を培える編プロの方が道は近いかなと思います。 編プロは入社難易度が低く、高卒でさえ編集業界に潜り込めるチャンスがありますが、労働環境がひどいところが多いので修行期間と割り切るならありだったと今思います。 当時は朝8時~終電で週6日勤務、週1~2徹夜もありで手取り15万だったので一年もたなかったのですが、経験はつめたのでステップアップはできました。当時の同僚は業界から去った人が多いとはいえ、生き残った少ない同期は今や最大手で正社員をしていたりします。 ただ言えるのは、大手だからと言って楽な仕事ではないと思います。編プロよりは労働時間が減ったとは言っても、一日12時間ほどは働くでしょうし、作家さんとのやりとりは労働時間以上のメンタルが必要です。 夜型の漫画家さんを担当した時は、昼の業務をこなした後、夜から朝まではその作家さんとやりとりする、なんてこともありました。 いずれの道を辿ったとしても、思い通りに進めるかはわかりませんが、学があるなら使う、もしくはこれなら誰にも負けないという分野をもつことでしょうか。ちょっと好き、ではなくより上の武器です。 エンタメにしても、ほとんどの編集者は小説も漫画もかなり読むので、それをアピールするなら漫画は数万冊読んでますとか。 ゲームが得意だとしたら、世界ランキングに入っている。アニメなら原画や作画までチェックしていて、絵コンテまで見ているとか。 がんばってください。
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