今酪農家は厳しいですか？ 実家が200頭くらいの牛を飼っている酪農家です。 餌代などの価格高騰で大変と言ってます…

Question

今酪農家は厳しいですか？

実家が200頭くらいの牛を飼っている酪農家です。
餌代などの価格高騰で大変と言ってます。
数年経っても経営は厳しいままなのでしょうか？今まで何不自由なく世間一般的には裕福な家庭だったので先行き不安です。

Answer 1

正直言って経営状況が厳しい所には厳しいなりの理由があります。来年からコロナ禍での据え置きクラスター事業の償還が始まりますし残念ながら倒産速度は加速するでしょう。現にある単協では酪農家全体の90％が赤字だと聞きました。厳しい経営状態の原因の把握、解消を実行できない酪農家は間違いなく倒産します。実際に４０頭しか搾乳をしておらず年に償還額で５６０万を償還していても今現在で843万黒字の酪農家や８０頭搾乳で7５０万償還義務があって今年は１２００万赤字の酪農家も居ます。資材コスト上昇は避けられないのですが前者と後者の違いは飼養管理技術、すなわち疾病予防管理の差ではっきりと明暗が分かれています。これからの酪農経営は予防衛生管理に視野を向けた飼養管理を実行した酪農家のみが生き残る権利を得ると思います。

Answer 2

厳しいですね。
餌代は安定化基金などの補助もありますが長期的に続けば営農での黒字化が困難になります。
円安が落ち着くこととウクライナ侵攻が終息することを願うばかりです。

Answer 3

ここ数年、酪農って最高の経営状況でした。実家の経営が200頭ということで、最近大きな牛舎を建てなのでなければ数千万の貯金ができているでしょう。
しかし今年は1000万以上の赤字です。まあ、貯金がありそうなら2年は耐えられます。さすがに何年もこの状況ということはないでしょうから、いずれまた挽回できるでしょう。

最近牛舎を建てたばかりというのであれば、ピンチです。2度と立ち直れないくらいのピンチです。まあでも、立ち直れるでしょう。