基本的に理学療法士も作業療法士も「名称独占」であって「業務独占」ではないので、理学療法士しかできない仕事はありません。そもそも昔は看護師や介護士もやっていました。むしろ「できる」「できない」ではなくて、「やるか」「やらない」の違いだけです。理学療法士が病院で行うことは、大抵作業療法士も毎日やっています。なぜなら、理学療法士は基本動作訓練、作業療法士は応用動作訓練と書いてますが、当然ながら応用動作を行うためには基本動作も含まれています。そのため、立位動作、歩行訓練、関節可動域訓練、筋力強化、物理療法などの基本動作も、作業療法士が普通におこなっています。まぁ、得意不得意はあるでしょうが、理学療法士よりも歩行訓練が上手な作業療法士や、作業療法士よりも巧緻性訓練が上手な理学療法士もいるので、なんとも言えません。そのため、理学療法士の職域は大抵作業療法士でもできると言えますが、診療報酬上の規定により、精神科リハビリテーション(精神科作業療法)は、作業療法士しか算定できません。つまり理学療法士の職域は、身体系、高齢期、小児分野ですが、作業療法士は、身体系、高齢期、小児分野と精神系も含まれます。
そう言われて、ちょっとブルーになった、約20年目の理学療法士です しかも「作業療法士だってブルーじゃん!」と、ブルーであることを下に見ている自分に気付かされ、さらに沈みます 医療の現場職は、将来も、AIに取って代わられないはず! ブルーという言い方が時代にマッチしているかは横に置いて、手に職のある現場職であることを楽しもうと思います
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