平均給与が高くなる仕事ってどういう仕事ですか？

Question

平均給与が高くなる仕事ってどういう仕事ですか？僕の予想は商品がモノではなくてコトで、さらにそのコトを製造するコストが少ないまたは製造しなくていいような仕事だと思ってます。

ただ商品を生産してる大元はバカ売れしてるなら平均給与が高いと思います。

コトを売るとは、例えば知識を伝授して金をもらうとか、金を横流しして手数料もらうとか、技術で解決して金をもらうとかです。

実際どうなんでしょう

Answer 1

その傾向はありますけれど、一概に言えませんね。

基本的には、規制産業であれば、給料は高くなりますし。
難易度の高い、知識やノウハウや仕組みを使う仕事は、給料が高くなりますね。

例えば。
医者や弁護士、公認会計士など、難易度の高い資格を持っていないと仕事しちゃダメ、という規制があると、高給になりますね。
会計の知識か、それと同等の海外一流大学院のMBA持ちくらいの知識が必要とされるコンサルタント業などもそうでしょう。
テレビ局とか、テレビ局の広告枠を抑えている大手広告代理店といった、マスコミもそうでしたね。携帯電話のキャリアや（電波を使うのに規制があるので新規参入できない）、証券会社や銀行や損保などの金融業もそうでしょう。

日本では、商社も高給取りですね。
利は薄いですけれど、膨大な取引量があるので、利益も莫大です。
これは、モノを売っているというより、訳の分からん海外の取引先と、複雑な貿易やら国際間取引を円滑に行い、トラブル対応するノウハウ（あるいは個人の力）があるからとも言えますね。
昔ながらの産業でも、たとえば日本郵船、商船三井などの船会社も高給取りですね。高い理由は、商社と同じような理由と言えるでしょうね。

メーカーでも、ある分野で独占に近いシェアの高さを誇る企業は、高給取りですね。そして、コストのかかる製造をアウトソースしていると収益率も高くなりますね。製造技術もまたノウハウなので、アウトソースするのが正しいとは言い切れませんが。
センサーのキーエンスとか、家庭用ゲームの任天堂、自動車のトヨタや、半導体製造装置の東京エレクトロンなども高給ですね。