ご質問の事態は、難関大学新卒者が恐ろしくコミュニケーション能力に欠けていて、高卒ニートの受験者が非常に高い評価を得られる人だった…なんてことであれば、発生しうると言えます。 しかしそれを「学歴・経歴一切不問だから」と理由づけるのは違います。 「学歴・経歴一切不問」と言うのは、受験資格に合致していれば「それ以外の学歴や経歴は不問」という事であって、面接で「不問=聞かない」との意味ではありません。 稀に「公務員試験で経歴が聞かれることはない。憲法上の平等に照らしてあり得ない」なんて不思議な意見を言う人もいます。 しかしそれは「経歴を伏せて面接を行う団体」が全てだと勘違いしての意見です。 実際に経歴を始期・終期まで細かく書かせて「面接の参考に用いる」としている政令市もありますし、私の住む県内で確認が取れている中では、伏せておこなう自治体は少数派です。 ですから、難関大の新卒者も高卒ニートも、その経歴「だけ」で合否が決まることはないものの、質問に対する回答内容が「その経歴等に照らして矛盾や違和感が無いか、組織に必要な人材と判断できるか」とチェックされているわけです。 それは、面接で問われるか否かに関わらず、その団体が「経歴を伏せて面接する団体」でない限りは、「全く関係が無い」とは言えない点は、理解する必要があります。
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