解決済み
農業協同組合と酪農業協同組合の違いを教えてくださいm(__)m
言葉足らずで申し訳ありませんm(__)m それは分かるのですが、組織の成り立ちについて詳しく知りたいのです。 酪農業協同組合はJAでは無いのでしょうか?
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ご質問者の言うJAが、JAバンクとかJA共済とかの看板を出している農協という意味で、酪農協は違うのかというご質問であるのであれば、違います。 両者とも農協法という法律に則って、農家が集まって組織されては居ますが、JAバンクとかJA共済、JA経済連などに繋がる農協は、○○市農協とか、△△町農協 ××広域農協等というように、その地域のあらゆる業種の農家の人たちが集まって作られた、いわゆる地域農協とか総合農協と呼ばれる、農協です。 しかし、北海道以外では、多くの地域で地域内に酪農家が非常に少なく、一般の総合農協では、酪農家の為の牛乳の集乳や加工販売などの業務に対応できない為に、地域の酪農家は有る程度広域で集まり酪農の仕事専門で行う農協を作りました。それが酪農業協同組合で、酪農に特化した仕事、飼料・資材の販売 牛乳の集荷・販売・加工などをおこなっていて、貯金や共済等の業務は行っていませんので、JAバンク・JA共済・経済連などとは繋がりません。 その代わり、全国の酪農協が集まって、全酪連(全国酪農協連合会)という組織を作って、全国各地に飼料工場を持っていたり、乳業会社・「日本ミルクコミュニティ(メグミルク)」の大株主として乳製品製造などを行っています。
農業協同組合は農家(農業全般)の協同組合で、 (農業=人為的な生育に適した動植物を計画的に飼育・栽培して、食糧などの物資を作る産業) 酪農業協同組合は<酪農家専門>の協同組合です。 (酪農=牛などを育てて、牛乳や乳製品を加工し出荷し生計を立てる農業) <追記> >酪農業協同組合はJAでは無いのでしょうか? 大きく捉えるとJAのなかの一つです。 全中が出している参考書(私たちとJA)によると、(以下引用) ----------------------------------------------------------------------------- JAは、組織する組合員農家、実施する事業の内容によって総合JAと専門JAに分けられる。 総合JAは、地区内のほとんどの農業者を組織し、組合員の営農と生活にかかわる指導、販売、購買、信用、共済などの事業を総合的に行っており、地区内のおもな作物のほとんどを取り扱っている。 専門JAは、特定作物(園芸、酪農、養鶏など)の農業者が組織している。事業もその作物の販売を中心に、関連する生産資材の購買や指導などの事業を行っており、貯金の受け入れを行っているものは少ない。 ----------------------------------------------------------------------------- よって酪農業協同組合は専門農協の一つとなります。 ちなみに農業協同組合(農協)は、農業協同組合法に基づき、農業生産力の増進・農業者の経済的社会的地位の向上を図り、国民経済の発展に寄与することを目的として、農業者自らがその責任において設立する協同組織です。
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