FBIは捜査機関ですが,警察庁は財務省などと同じ官僚組織です。警察の事務を所管し,法整備なども行っています。捜査能力は無いに等しいのです。 全国の警察を指揮監督する権限は有していますが,各々の事件を指揮命令する事は殆んどありません。
アメリカは合州国で、州ごとに憲法があり法律があります。大まかにいえば、州の法律に違反する場合は州警察(保安官事務所)あるいは自治体警察(市警)が捜査し州裁判所で審理します。FBIが捜査するのは連邦法違反の場合で、連邦裁判所が審理します。 たとえば暴力殺人は州あるいは市警の管轄ですが、連続殺人、テロ、誘拐事件になるとFBIが自分たちの事件だとして捜査を取り上げます。 なおアメリカには港湾警察、大学省察、銃と麻薬警察、郵便警察など20種類以上の警察組織があります。また裁判官、警察署長、保安官、検視局長など地方の公職は選挙で選ばれるので、日本人には想像がつかない。刑務所も連邦と州は別です。連邦と一部の州には死刑がある。大麻は連邦法では有罪です。 なお被疑者が警官に絞殺されたフロイド事件は州裁判所で有罪が決まりましたが、今度はFBIが捜査に乗り出したそうです。連邦裁判所で有罪になれば、刑期は長い方になる。
なるほど:1
警察庁は捜査機関ではなく、全国警察の連絡調整機関で、全国警察と一体のものだ。 FBIは、州を跨ぐ凶悪犯罪などの特殊な犯罪の捜査機関であって、ニューヨーク市警などとは全くの別組織。
警視庁と市警ですね。 日本は、間に県警とかあります。 事件は、会議室で起こっているんじゃない!現場で、起こっているんだ! と、織田裕二さんは言っておられます。
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