東証一部企業ではなく、非上場企業へ就職するメリット・デメリットについて。

Question

東証一部企業ではなく、非上場企業へ就職するメリット・デメリットについて。私の友人が東証一部企業の内定を辞退し、同業種のベンチャーへ進みました。
また、私自身も東証一部企業から何社か内定をいただいていたのですが、結局非上場企業へ進むことにしました。
ちなみにお互いに修士卒で現在27歳というなかなかの年齢です(大学院浪人故です)

理由としては、当初私が進もうとしていた一部上場企業より、社風や年収や立地が良かったためです。
(残念ながら、あまりやりがいはないのですが…)

しかし、両親や周囲の大人は一部上場企業を推します。
誰もが知る財閥系企業ということもあると思います。
しかし、給与水準は若手のうちは決して高いとも思えませんでしたし、その会社は現在経営難であることから、他者からの出向者が管理職の多くを占めています。
その会社で出世できるのも思いません。
立地もなかなかの僻地にあり、以前田舎に移動し精神を病んだ経験があることからも、あまりそこで働きたいとは思えませんでした。

一方で私が進もうとしている非上場企業は、超大手企業のIT部門です。
完全なる子会社ですので給与が親会社を超えることもありえないと思いながらも、その親会社が超高給ということもあって、世間一般よりはお給金もいただけている印象です。
ただし、スキルはあまり入手できそうもありません。
余暇は多いので、資格取得への時間や、プライベートも充実しそうだと思っています。

皆さんはどのように思われますか。
そもそも働く意義や、就職・就活の軸とはいったい何なのでしょうか。
私にはもう何が正しいのか分からなくなってきました

Answer 1

非上場の方が良く見えます。

但し子会社なので中年になると辛い思いをするかもしれません。
役員・部長クラスは全て親会社から転籍組なんてケースも多く出世は限定され、転籍した事でやる気を失った上司の下で働くのはキツイですね。

Answer 2

２社を比較するなら東証一部企業でしょう。
非上場企業ならグループ中核か親会社相当の会社じゃないと待遇は良くないです。大手企業のIT部門は徐々に縮小、廃止していく方向です。新たにデジタル部門が創設されますが、今後、伸びるのはデジタルの方です。東証一部企業のデジタル部門が最善です。デジタルから弾き出されたIT子会社はレガシーシステムの保守専門会社となって細々とやっていく感じだと思います。デジタル組織はまだ成熟していないので、今後数年は再編の波に呑まれる可能性が高いです。仮にIT子会社に所属している場合は、デジタル関係の部署に異動したり職種変更や転職を考えた方が良いでしょう。

大手企業（IT部門）→ 廃止
大手企業（デジタル部門）→ 新設
IT子会社 → 細々と延命

上記はデジタルトランスフォーメーション（DX）の一環です。
IT子会社の優秀な人材を本体のデジタル部門に持って行くのが基本戦略で、それ以外の優秀でない人材はIT子会社に塩漬けです。
企業によってはデジタル部門とIT子会社を一体化させるところもあります。そういうところはラッキーかも知れません。

https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20200515_2release_jp.html
https://www.mizuho-ir.co.jp/company/release/2021/mizuho0209.html
みずほの例だと、新会社「みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社」の方は本命のようですが、みずほオペレーションサービスの方はIBMに売られてMIデジタルサービスになったようです。

Answer 3

東証一部なら社会的な信用度が高くて大概の大人は押しますよね。ただそれは、非上場に粗悪な企業が多いからであって、質問者様がしっかり調べて魅力を感じるなら問題ないかと思います。他者の意見を聞いた上であなたの価値観を信じるのが一番大事な気がします。

内定をいただいてる東証一部上場の企業と比較して明らかに非上場企業の方が魅力的に感じているなら非上場に就職していいと思います。理想は東証一部上場で納得のいく企業のコマを持っていることですが、そうでなかったわけなので仕方ないかなと思います。

私も質問者様と非常に年齢が近く、同じく超大手の子会社に就職しました。地元の日経225採用企業を親から推されましたが給与と人と業務内容で決めました。高給だと優秀な人が集まるので大丈夫だと思いますけどね。非上場というよりは子会社なので売上が低ければどこかの企業に売られるんだろうなと覚悟は必要かと思います。

Answer 4

他人のメリデメに惑わされちゃダメだよ。
自分にとってのその会社のメリットを見つけてください。

自分が快適な生活を過ごすために一番快適な会社を選ぶ方法に、正しさ、正解はないです。
合わなかったら転職です。
失敗してむしろ学ぶべきことも多いです。
今まで順風満帆だったのかなと想像します。

社風や給料が良いならそれで十分貴方にとってメリットなんですよね？
自分の選択が正しかったのを証明するのも自分ですよ。その中で精一杯やれることやって楽しまないと。
もし不満なら、何が足りないのか考えて、より心が楽しくなる方向に近づくために転職するしかないですよ。
正解を引き寄せるには、動くしかないです。

社会的補償は非上場も上場も変わらないので気にしなくていいです。(派遣社員とかだと話は変わりますが)

そもそも上場すると株主にいい顔するために金の管理厳しくなるので給料や経費が減る傾向があります。だから給料は若手は多くないと思います。

また、その代わりですが、一部上場の企業だと住宅ローンとか大きい金を借りる審査がサクッと通ったり、カード審査がサクッと通ったりします。
社会的信用が高いんですね。
自分も無名かつ小さい一部上場に勤めてましたが、それでも何年も勤めているとカード審査や住宅ローンではねられることはなかったです。

そこはちょっと劣るかも。
でも有名な企業っぽいから、審査おりそうですけどね。