個人的にAACを20W以下のラジカセやヘッドフォンで聞く分には特に不満は感じませんでしたが、気の利いたテレビ内蔵スピーカーでも、もっと安いBOSEのモニタースピーカーでも、スピーカーのコーン紙が破けてるんじゃないかと錯覚させられるような歪みがあるので、僕の中ではAACはあまり好みではありません。 エンコーダー毎の特性がはっきりする超低ビットレートの12kbps同士を実際に聞き比べてみると、WMA(Windows Media Audio)は高音を捨てる代わりに低音を残すのに対し、HE-AAC v2(High Efficiency AAC v2)は中音域を残して重低音を時々捨てたり残したりして、重低音の音質に一貫性が無く、サブウーファー(スーパーウーファー)が上手く機能しないので、ワット数が高い機種ほどその欠点が悪目立ちして、サブウーファーにお金をかければかけるほど、かえって聞き疲れしやすいかと思います。 iTunesやYouTube、地デジのAACをWMAの32kbpsに落とし、実際に聞いてみても、スペアナで見ても、重低音域~中音域は大差ない印象なので、それらの48kbps以上のAACは、約24~40kbps分を低音域~中音域に割り当てて、そこで余ったビット(256kbpsなら、うち約216~228kbps)を全てステレオ成分や高音域、重低音域に回す、つまりBluetoothワイヤレススピーカーでありがちな、高音域が出ないようなモノラルスピーカーで聞くとWMAの32kbpsと似たような音質になるような仕様の圧縮アルゴリズムかと僕は思います。
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